今日はジムでバレエとHIPHOPに参加してきました。

 

バレエでは驚くことがありました。

 

バーレッスンで後ろに足を揚げるアラベスクの箇所で、先生が「上体を前に倒して後ろに足を揚げるのではなく、今は上体をキープして足をあげてください。上体を倒して後ろに足を揚げる時は、後ろの人にぶつからないようにバーに対して斜めに立って足を挙げます。でも今日は上体を揚げたままアラベスクをしてください」と言われました。

 

すると一人の生徒がなんと「でも、私は体を斜めにしてアラベスクをしてもいいと思います」と言ったのです。

 

そもそも、ジムは人数が多いので(今日は17人?)、レッスン中に個人的な質問をする人はいません。先生の説明を聞きながら、皆その指示に従っています。先生の指摘に笑い声は起こっても、会話は全くと言っていいほどないのです。

 

まして、先生の方針に反対するとは!この先生は以前、上級のクラスではとっても厳しくて、初心者の人が参加して、ついて行けない場合は「出て行きなさい!」と言われたと、いわば悪評がたっていました。

 

でも、今はすっかり丸くなられて、その切り口の面白さからファンもたくさんできて、生徒数も増えているのです。

 

私は厳しかった時の先生を知りませんが、散々聞かされているので、生徒の発言にドキっとしました。そもそも、レッスン中に勝手な事をしたいということ自体が間違っています。どうなるんだろう?

 

すると先生はサラっと「ではそうしてください」といって、音楽をかけました。彼女だけ、バーに斜めに立ち、上体を下げて思いっきり後ろに足を挙げていました。なんとまあ!

 

今日も私は姿勢を直されました。今日はなぜ直されたかよくわかりませんでした。音楽に合わせてバーレッスンをしている時に先生がそばに来られて、腰のあたりを触られるのですが、どう直せばいいのかわかりませんでした。骨盤も立てたし、頭も落ちないように鏡でずっとチェックしていたのに。

 

でも、スタジオレッスンの時も、やはり右手バーになった時、つまり右足が軸になった時、片足で立つとふらつきます。先生のご指摘によると、左足軸の時は骨盤が立っているのに、右足が軸と時は骨盤が後ろに倒れて(座っている楽な状態)いるからだと言われました。

 

ジムでも、右足が軸になった時(先生に背中を見せる時)に注意を受けています。どこかおかしいのでしょうが、一瞬なので先生に確認する時間がありません。と言うのも、ジムでは個人的な注意は殆どされないので、私だけしつこく質問をするのは憚られるのです。

 

それでも、先生が私に注意をして下さるというのは、多分、私は一番先生と会話している生徒だからです。どこで、というと、スタジオに入る時、入り口でチケットを先生に渡すのですが、私はその前のHIPOPに出ている関係で、遅く入場することが多く、ほかの人がいないその時にちょっとした質問をしたり、冗談を言い合ったりしているのです。

 

今年から3年目に入るので、そろそろ注意をしたら効果があると思って下さっているのかもしれませんが、どこがおかしいのか、まだよくわかりません。困りました。理解できるまでにはまだ時間がかかりそうで、ちょっと落ち込んでいます。