今朝、9時半にルイ君のパパから電話がありました。ルイ君がこちらに行きたがっているということです。私が「勿論、大丈夫」と答え、パパが「今日はルイ君の機嫌が良くて・・・」と話している途中で、元気よくルイ君が到着しました。

 

今日はニコニコです。昨日の荒れ方がウソみたいです。私も今日はほったらかしにしないで、一緒にベッドに腰かけて、私はナンプレをしていました。ルイ君はベランダに出たり、スマホの写真を見たりしていましたが、実は私はまだ朝食を食べていなかったのです。

 

そうだ、ルイ君と一緒にホットケーキを作ろう、と思い立ち、ルイ君にホットケーキの袋を見せて「食べる?」と聞きました。勿論、指さして「食べたい」という意思表示をするので、「『食べたい』って言ってみて」と言うと「た、べ、た、い」と言いました。

 

娘の熱心な教えの成果で、最近、自分からは言いませんが、「○○って言って」と促すと、短い言葉ならかなり上手に繰り返すようになりました。「さよなら」とか「ありがとう」とか「こんにちは」とか「おやすみ」などです。一音ずつ区切って言いますが、それでも大変な進歩です。

 

よしよし、では一緒に作ろうね、とまずは玉子を割ってもらいました。玉子の中央にキッチンカウンターのヘリでヒビを入れ、そこに指を入れて・・・と説明していたら、中央をグシャっと潰したので、殻が入ってしまいましたが、すぐに自分で拾いました。

 

次に牛乳を私が量って、「この(卵の入った)ボールに入れて」と渡すと、すごい勢いでジャーっと入れたので、牛乳がボールから飛び出してしまいました。手加減が分からないのね。かなりこぼれたので、牛乳を目分量で入れ足すことにし、またボールに入れてもらいました。今度は「そーっとね」というと、上手く入れてくれました。

 

混ぜ混ぜも一緒にして、あとは私が焼きました。ちょっと柔らかめになったので、掬うのが難しかったからです。でも、ルイ君は楽しそうに出来上がりを待っていました。

 

 

一枚目は一人で食べさせ、お替りは二枚目と三枚目が焼けるのを待って、私と一緒に食べました。その時、よく噛みもしないで口にどんどん詰め込んでいくので「もう少しゆっくり、モグモグして、味わって食べてね」というと、機嫌が悪くなり、最後の一切れを口に入れると、怒りながらお皿をシンクまで下げ、食べている私にも一緒に来て、と膝をベッドの部屋の方に引っ張ります。

 

私はコーヒーとナンプレを持って一緒にベッドまで行きました。ルイ君は私に「シャキーン」のビデオを付けさせ、自分はスマホを見始めました。昨日のように機嫌が悪くなるのかなと心配していたら、ルイ君は突然、明るい笑い声をあげ、ニッコニッコの笑顔で私にすり寄ってきました。急に悪魔が出て行ったようです。(笑)

 

自分が注意されると怒り出し、自分の意志が通ると機嫌が良くなる、ということは、やっぱり反抗期なのかなと思いました。

 

娘の話では、昨夜は午前1時半頃まで寝付けなくてイライラしていたそうです。最近は娘もルイ君のイライラに我慢ができないらしく、両方がイライラしています。祖母の立場で見ていると、もう少し我慢してあげたらと言いたくなりますが、親子って、こんなものなのかな?私も本気で娘達とケンカしていましたものね。

 

確かにルイ君は手がかかりますが、娘たちが過保護気味なこともあり、ルイ君には制約が多いのも確かです。学校でいろんなお友達から知識を得て、自分なりに意思を通そうとするのも成長の証しかなと思います。まあ、たまに相手をするだけの祖母の立場は気楽ですから何とでも言えますが。(笑)

 

笑顔のルイ君はやっぱり愛らしいです。その後、ルイ君たちは遅めのランチに出かけています。パパが昨年末パリに戻った時、ルイ君を可愛がってくれている従妹に「カフェでお茶するか、お菓子を買うかしてあげて」とルイ君にお小遣いを託されたそうで、今日はランチしているところを写真に撮って送りたいんだそうです。楽しんできてね。

 

 

ところで、ルイ君のおかげ(?)で、罪悪感なくナンプレをやっている私ですが、普段は時間の浪費のような気がしてちょっと気が引けます。没頭するとあっという間に時間が過ぎてしまうのです。

 

私的には、こういうアナログの紙のクイズは好きですが、果たして頭の体操になるのかな?何しろ一冊に百問もあるので、私の場合、途中で諦めて次に行ってる問題も多いですから。(笑)