今、これから書こうとしているブログのタイトルを考えていました。そして、「案外みんないい人なのよね」と思ったとき浮かんできた「渡る世間・・・」という言葉の続きにびっくり!

 

なんと「渡る世間は鬼ばかり」というドラマのタイトルが浮かんできたのです。そして、それがあまりに自然で、慣れ親しんでいて、「渡る世間に鬼はなし」という言葉に違和感すら覚えてしまいました。

 

たしか、そんな諺があったはず、と検索してみると、確かにありました。

 

「世の中には無情な人ばかりがいるのではなく、困ったときには助けてくれる情け深い人もいるものだということ」とあります。勿論、私はこちらの意味でタイトルを考えていたのですが。

 

いやはや、私でさえこんな調子なのだから、今の若い人たちは「渡る世間は鬼ばかり」というフレーズしか知らないだろうな、と改めて思いました。

 

そして、「情けは人のためならず」という諺が「人に親切にすれば、その相手のためになるだけでなく、やがてはよい報いとなって自分にもどってくる」という本来の意味と異なり、「情けを掛けて人を甘やかすのはその人のためにならない」という誤った解釈が若い世代で主流になってきていることを思うと、やがて「渡る世間は鬼ばかり」が新しい諺として定着するのだろうな、と感じました。

 

橋田寿賀子さんの影響力、すごい!

 

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