ベランダで咲いたバラ一輪。暑いけど、頑張って咲き続けてね。
 
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一昨日から、録画した映画やドラマを見ている。
 
「今日から俺は」
劇場版が公開になるので、TVで制作したものを週に1回、数回分をまとめて再放送している。
 
これは今までは全く知らなかったけれど、偶然目にして以来、自分でも驚くほど気に入ってしまったので、録画を続けた。賀来賢人と伊藤健太郎のW主役で、正に漫画から飛び出てきたような恰好とツッパリ具合で、普通なら私は絶対見ないタイプのドラマ。
 
これまで、爽やかな青年、時代劇の若様、颯爽としたサラリーマン、悪と戦うはぐれ者刑事の役などを演じてきた主役の2人が、おバカなツッパリを捨て身で演じていることに、始めはビックリした。でも、そこは脚本が上手くて、2人を暖かい目で見守りたくなるようにできている。
 
一番驚いたのが、喧嘩のシーン。私は暴力シーンは嫌いなのだが、このドラマでは、人が殴られてブンと吹っ飛ばされたり、地面にたたきつけられたり、漫画なら描けるだろうけど、実際にはあり得ないでしょう、という格闘が繰り広げられる。
 
お互いに血まみれになって、まあそれでもすぐに全快するわけだけど(笑)、とにかく、いろんな工夫をして喧嘩のシーンを撮っているのだろうが、ヤル方もヤラレル方も、相当な訓練と練習をしていると思う。そういう体を張った役者たちを見るのは楽しい。最終回までみてしまったけど、すっかりハマって、ファンになってしまった。
 
「名探偵ポアロ スタイルズ荘の怪事件」
これは毎週見ているのだが、アガサクリスティの有名なこの推理小説は、すっかり内容を忘れていた。登場人物がいかにもイギリス人らしいし、またベルギー出身のポアロがいちいち自分の流儀を通したがり、時にフランス語で話すところが面白い。字幕にしたら、全然英語が聞き取れなくてがっかりしたが。
 
「ダウントン・アビー6」
これも毎週見ている。貴族社会が終わりに近づきつつある時代の様子を描いていて、興味が尽きない。登場人物の一人一人が主役になれるほどのドラマを持ち、豪華なセットと共にすべてにスケールの大きい大好きなドラマ。
 

「ハートブレイク・リッジ」

クリント・イーストウッドの主演。鬼軍曹が海兵隊のやる気のない若者を鍛え上げる話。鬼軍曹役のクリント・イーストウッドがこれまで見た映画の中で一番素敵に見えた。退役寸前の年代でありながら、引き締まった体、素早い動き、連戦で刻まれた傷のある精悍な顔。内容はある意味ありきたりかもしれないが、とにかく彼が素敵だった。

 

「怪しい彼女」

これは勝手に録画されていた映画。タイトルからしてみたい気にはならなかったが、でも、どんなのか、始めだけでも、と思って見始めたら、面白かった。おばあさんが不思議な写真館で写真を撮ってもらうと、外見が20歳位に若返った。戦災孤児だったおばあさんは子供が小さい時に夫を亡くし、一人で必死に子供を育て生きてきたので、20歳の時は苦労ばかりだった。なので、今度は好きなように若い時代を生きるチャンスをもらえたのだ。

 

なんとなく、私がよく読んでいる原田ひ子さんが書きそうなドラマだなと思った。おばあさんは倍賞美津子が、20歳のころは多部未華子が演じ、二人とも上手いなあと思った。後味もいい映画だった。

 

「MIU404」 星野源/綾野剛
「未満警察ミッドナイトランナー」中島健人/平野紫耀

 

両方ともW主演で、「MIU404」は「警視庁刑事部・第4機動捜査隊」の2人が、「未満警察ミッドナイトランナー」は警察学校の2人の学生が、毎回事件に巻き込まれ、解決を目指すドラマ。

 

「今日から俺は」もそうだけど、主役が2人だと、1人の場合と比べ、自問自答よりは2人でアイディアを出せるし、個性も2倍出せるから、脚本的には面白く書けるのかな?ありきたりなところもあるんだけど、W主役たちの人間的な温かさも描かれているので、このドラマは割と気に入っている。

 

そして、塀を飛び越えたり、全力で走ったりと、若者が頑張るシーンが好きだ。アクションものは全く興味が無かったのに、年齢と共に私の嗜好が変わってきたのかな?

 

「半沢直樹」も見ているけれど、評判が凄すぎて・・・。大銀行には出世がらみの人事を気にする人間ばかりなの?皆が次期頭取の機嫌を取りたいと思っているの?「土下座して謝れ」なんて、時代に合っていないのでは?と思うけれど、さて、銀行からはクレームが来ないのでしょうか?

 

こうして、今年の夏休みは過ぎて行きました。(実際は毎日が日曜日の私ですが・・・)

 

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