おや、雀が一羽やってきたぞ。
パンに近づいてきたと思ったら・・・
パクっとパンを啄んだ。
もう一羽の雀もやってきてパンに近づくので、ちぎって遠くのテーブルの上に置くと、小さな体なのにどんどん運んでいく。食べきれないんじゃないかと思って床下をみたら、やっぱり食べずにパンで遊んでいた。
店内にはたくさんの人がいたけど、外はひっそり。緑が日陰を作ってくれて、とても気持ちが良かった。
帰りに工事現場の前を通ったら、囲ってあるフェンスの上には、長く続く緑の木々、青い空、白い雲。まるで外国のような風情。
フェンスの前は、駅を降りた通勤の人達が連なって歩いている。（実は右側の歩道も同じ方向にたくさんの人たちが歩いている。）これは日本的な風景かな？
こんな爽やかな朝なのに、実は私は気持ちが晴れていなかった。最近、外にも行きたくないし、何をしたいとも思わない。頭痛がするわけでもなく、食欲がないわけでもなく、でも、ただ鬱々としている。
連休が終わって、5月病のようになったのかな？
社交ダンスのデモンストレーションも、娘の家のリフォームも終わったので、燃え尽き症候群になったのかな？
いやいや、退職後の開放感や新しい生活に慣れてしまって、現状に飽きてきたからのような気がする。
生協の食料品にも、オーケーストアの食料品にも、それを使って作る料理にも飽きた。週４回通っているお稽古にも飽きた。TVにも飽きたし、自由にも飽きた。
でも今朝、それではいけないと、元気を出してルイ君をスクールバスまで送って行くことにしたら、娘が、「気分転換に、カフェにでも行ってきたら」と勧めてくれたのだった。
私は何かの会合の時を除いて、外での飲食は殆どしない。お稽古も終わればすぐに解散というものばかりだし、家には真っ直ぐ帰ってくる。私が節約家というだけではなく、家で作る食事の方が好きなのである。しかし、それも単調と言えば単調な選択。
たまには意識して気分転換を図った方がいいのかもしれない。ヨーロッパの人たちがカフェに行く気持ちが分かる。今日の一人モーニングのおかげで、私も少し元気が出てきた気がする。
さて、ベランダの鉢植えの今日の新芽は８個になった。やっぱりひまわりの芽だった。この写真ではよく見えないけれど、実は細ーい種から３つの芽も出てきた。これはアスターかな？芽を数えるのだけは飽きなくて、日に何度もベランダに出ている私である。（笑）
