これは婚活界という魑魅魍魎の世界には関係ない言葉です。




"歳上の女房は金の草鞋を履いてでも探せ"






これは昔から日本で言われてることです。

婚活界では稀有なのでしょうが、私が若い頃から「気づいたら歳上彼女でした」は自他ともによくあることでした。



ただ、この言葉を草鞋だけに踏み間違えている婚活者、婚活サービス事業者がたくさんいるみたいです。


この言葉をGoogle先生に訊いてみました。


「金」は価値が高いことから、金属の総称(代表)となり、いつしか鉄(くろがね)の別称としても使われるようになりました。 つまり「金の草鞋」は「鉄の草鞋」だったのです。 これだと努力を惜しまず、とことん辛抱強く探し回れという意味になります。 姉さん女房は夫に尽くし、円満な家庭を保つとされています。





> 姉さん女房は夫に尽くし、円満な家庭を保つ


これを感じる婚活サービス事業者の謳い文句がどれだけあるでしょうか?



例えばあからさまな、これ







>僕は年上の女性がおすすめです!


>この記事を書いたのは恋する婚活部 中西なほ子さん



…なんじゃそりゃ




お次はこちら。





ここにある「姉さん女房の魅力」、男にはわかりますが嘘です、あり得ません。これも男の心理でなく女性の想像がでっちあげた男の心理だと、男はすぐにわかります。


婚活サービス事業者はこうして「歳下クンと結婚できちゃうワタシ」を無駄にステルス、刷り込みをし、気持ち悪い欲を湧き上がらせて、たぶらかしています。

これはとても罪なことと言わざる得ない。




婚活サービス事業者に利用されてる、この言葉。




"歳上の女房は金の草鞋を履いてでも探せ"




本来、この言葉は金儲けのために「全ての女性は」と枕詞をつけて使う卑しい言葉ではありません。これは本来、素晴らしい言葉なんです。

ただこの言葉には前提がありますし、昔はその前提を普遍的に女性は持たれていました。

簡単なことなんです。




「日本の女性には少女とおばあさんしかいない」と海外から揶揄されている女性の化粧の仕方、作りかたはもったいないと思います。

いつからなのかを知るほど私は長生きではありません。ただ、昔の女性は胸を張ってか仕方なくか30、40、50なりだったはずです。それでよかったのです。

最近、世間を騒がしている「日本のロリコン化」は少女化に傾いてきた化粧の歴史的遷移もその土壌となっていることは否めないのです。少女とおばあさんの間が抜けてるんです。

そもそも若作りはチークでなく精神の活力だったはずです。それが今や男にしか使われていない甲斐性というものです。女の甲斐性はお肌でもウエストの細さでもなく、精神の活力や柔らかさだったのです。


私は20代〜50代、どの年代の女性に対しても薄化粧、すっぴん気味が1番美しいと思います。










"歳上の女房は金の草鞋を履いてでも探せ"



この観念が通じる婚活界を作れるのは婚活者ではなく、婚活サービス事業者さんだと思ってます。

皆さまの今後のご活躍とご健勝を祈念いたします。



最後に。


"歳上の女房は金の草鞋を履いてでも探せ"


一人称は男だと、お気づきでしょう。

女性側からこの言葉の観念で迫ったら駄目、上手くいかないのです。



周りの歳上彼女、姉さん女房は皆んな男側からアプローチしているのです。

これ真実。