今日はいっぱい話した。朝、出社したらあいつがいた。思った通りあっちから話しかけてきた。午前中いっぱいあいつがいて、いっぱい話した。なにかあるたびにあいつは私の名前をえらそうに呼ぶ。つまらない事でも私を呼ぶ。「おい、これってどうしてここにおいてるの?」「知るかそんなもん!!私は忙しいの」と言いながら、そんな会話を楽しんでる。それだけで少し幸せな気持ちになれた。
午後はあいつが出かけて、夕方また帰って来た。私の帰社時間の少し前。今日はいっぱい話したけど、帰る前にもう一度話したかった。話せないまま帰社時間になって、私は少し時間を作る為に、仕事を長引かせた。保育園では子供も待ってる。なのになかなか「お先です」の一言が言えない自分がいた。
もう帰ろうかと思ったら、あいつが私を呼ぶ声がした。嬉しかった。
でも奥さんの話しだった…。あいつは、奥さんが大好きだ。よく会話に奥さんの話しがでる。忘れてた…。馬鹿みたいに朝から1人で気分良くなってた。こんなことなら定時に帰ればよかった。

聞きたくなかった…。