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  38番 泉福寺さん、 中標津町計根別という所にありました。 中標津町は なんと?空港があり、 羽田から直行便が飛んでます。 郊外に新しい商業施設なども建ち、5年ほど前までは 人口増!していたのです。 それもやや一段落したようです。

 

 

 

  さてその空港の際を通り、海の方向へ走りますと  上武佐、川北 この二つなど 町は違うのですが やや昔賑わいがあったことを 想起させる たたずまいが残っています。 上武佐には ハリストス正教会があり、街に独特な彩を与えていたりします。   川北の方も 標津町の旧市街から相当距離ありつつ 独自な文化のにおいがしています。 この原稿と関わってくるのですが お寺はじつに大きなものでした。

 

 

 37番 善照寺

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  新しい立派な御本堂。 北海道の厳しい冬がある 風土との関係があるのでしょう、 ここに限らず、本堂にたくさんの人が入れるようになっているのです。 内陣に対して 着座所が実に広いのですね。 自分の感覚にすぎませんが 本願寺を想起しました。 本願寺の場合は 信徒を大事に思っているので 信徒の座る所の方が広い、とききますが  信徒を大事に思う気持ちは差異ないものの こちらは風土の関係が大きいと思います。  

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 ここ、川北は 北海道東部太平洋側の最奥のような位置です。 冬中交通が確保される 根北峠から 一番近い集落らしい集落です。   羅臼は太平洋側ではあるけれども 冬場はオホーツク側との交通が遮断されますし 半島独特のあまりにきびしい気候になりますね。 川北は季節風からは風下になります。 


   

4年前、12月の根北峠。 青空が ひがし北海道らしい。 

 

 

 

                                  この稿はここまで。