2016年の9月、 愛宕山に登ってました。   この頃、お詣りをしながら山に登ると 健康にいい  として実践し始めた頃でした。 

 

 

  それまでご縁のなかった 地域で、 地図頼み。  嵐山の方、清滝という所から上がるのが 通常な、メインなルートでしょうけれど、 山ドライブが 若いころから大好きな私は 地元から 丹波篠山、亀岡を抜け、  水尾 なるところにたどり着きました。 で、車を止め、 山に上がります。  本当に狭い道で こんなところに乗りつけるのは 推奨はできないですね、 駐車場を管理くださっている 地元の方に感謝です。   一昨年 稚内で廃車した レガシィ 出てきましたね。

 

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 時間の経過は今となっては もうわかりませんが ここまでで 十分 汗だくだったのは間違いない。   左 清滝  右 水尾  ですよ。 背後の方向へ 登って行ったと記憶します。

 

 

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 山が荒れてるのは もう、21世紀に入ってから 常態化してますね。 この時の愛宕山 もこんなでした。

 

 

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 うお、  しぶーい 門ですね。 

 

 

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 しぶーい 鳥居ですね。   古いパソコンから 写真データ取り出せていませんで 証拠出せないですが  こちら  こまいぬ  でなく  こまいのしし だったのを覚えています。

 

 

 

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 しっかり 囲われた 殿中へ。   中の写真がありません。 柏手がものすごく響いたのは覚えています。  ものすごい霊験のあった 火の神さんだそうですね。   戦時中までは、ケーブルカーもあったぐらい、 京都の方には それこそ月参りすべしな お山だったんでしょう。  当日は 登山客数人が 見られた  という状態でした。   東京の愛宕山の方が 有名でよく参られてるのではないでしょうか。 標高の差は900m。  当然こちらからの勧請です。

今は愛宕神社 となってますが、 明治までは 修験の、ということは 神仏習合の お山として とても栄えていた。  開基は 役行者さんと 白山信仰で有名な 泰澄さん。この二人がここに登ると インドや中国の天狗が現れ・・ ということになっているようです・・   前稿の諭鶴羽山の由緒に似てる感が少しだけありますね・・・   愛宕権現として 御本尊は本地が 勝軍地蔵、 垂迹がイザナミさん、カグツチさん!(=昨日の記事とつながる!)  白雲寺 というお寺もあり、太郎坊天狗の住む 霊験地だったのですね。  神仏分離は大きな痛手で、白雲寺は廃寺、再興されることもありませんでした。  戦後、道路の通じた都市近郊の山、比叡山 六甲山、生駒山などが 人気観光地になったの対照的に ひと気がどんどんとなくなっていったとのこと。 

 

 

 

 

 

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 前日までに ちょこちょこっと 調べをしており、 月輪寺という すごいお寺がある、 と情報を得ていました。  そう近くはないが 行ってみることに。  

 

 

   国宝級の 仏像数体。 さらに 法然、親鸞、空也さんら 籠られたという すごいお寺。  しかし 窮乏著しく、また山間で 建築資材も上げられない、 このままでは 破れ寺になって 貴重な仏像が台無しになります・・   て住職さんの貼り紙がありました・・  なけなしのお賽銭だけ しましたけど・・   どうなってるかな。    

 

 

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 下界は曇っていましたね、 眺望は開けず。

 

 

 

 

 

 

 数か月後、  嵐山の 法輪寺 という所に お詣りしてます。

 

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 日本三大虚空蔵 の一つ とされます。 知恵の仏、 虚空蔵さんなので 13歳にはお詣りをする 十三詣り の習慣が京にはあったそうどす。   江戸期には上方一円にその習慣が広がり、    難波より 十三詣り 十三里 もらひにのぼる ちえもさまざま   などと詠まれているそうです。  

 

 

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 丑

 

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 寅  はええけどやね、    虚空蔵さんは、十二支守り本尊やからね。

 

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 これはなんや?  ひつじやな。  未年さんの守り本尊は 大日さんやで。 大日さん いてはらへんのやけどな。   ほいで 宗派が独特。 真言宗五智教団  本山が 愛知・鳳来寺山。 この辺弱点やな。 知らんねん。 

 

 ひつじ わかりました!  虚空蔵さんのお使いやねんて。 春日さんの鹿みたいなもんや。

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 一月下旬  インフルエンザで寝込んだ 下宿中だった息子の見舞いついでに来たんです。

 

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 味のある門です。  この向こうが 舞台 と呼ばれ、 渡月橋や 大文字の見れる 特等席になる。

 

 

 

 

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 まだ、山の形 わかってない。  愛宕山は  もう少し左。  京都市中 最高峰。 比叡山をおさえて。  比叡山は 滋賀の山っぽいですが 京都との境で、京都市の山でもあるんですね。

 

 

 

  東京に転勤した 長男坊、フィアンセと呼べる人と 出会ったようです。  首都圏の方なんですが  おじい様の勧めで こちらに十三詣りをした、 と話題になりました。  ま、ちょいとご縁です。 愛宕山に近いことから おまけ的 掲載です。  鳳来寺山も久々お近づき。 愛宕山についても 色々 知識定着できました。

 

 

 

                次稿は どこへ行きましょ   伊勢か、元伊勢か・・