7月23日も 夕刻にかかってきます。  別格7番 出石寺は 大洲市にありますが、標高800m弱、 八幡浜市側からも上がることができます。 

 

  見事なミカン畑の山を 駆け上がる。

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 つづら折りを 繰り返して標高を上げていく。 光の関係で見えにくいですが、 正面から右にかけての斜面、下から ほんと上まで柑橘の木で埋め尽くされています。  海が見えておりますが 宇和海側になります。    右手には突き出し50kmの佐田岬半島があるのです。 

 

 

 

 林道を登って登って 

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 最後の最後の つづら折りを上がると  この風景。  佐田岬半島は 左に存在します。 見えてますのは 瀬戸内海、  さっきは宇和海、宇和海は国土法上は 太平洋もしくはフィリピン海になるんですね。  遠景に見える島々は 山口県になります。  

 

 

 

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  少し高めから。 6度目くらいですが 最も視程がよかったかと思います。 見事。 横一線に島の並ぶさまは 松山とこちらでしか見れない。 

 

 

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 駐車場に車を停め まだ石段を上がります。

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 これをくぐっても まだ石段があり、最上段に

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 本堂 御本尊千手観音 

 

 

 この左手から

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1枚目の写真から 標高400m上がった写真になります。  これは 宇和海(太平洋) 正式な 眺望地じゃないです。  林間から覗く。 ここはとっておきでもないが、見過ごしの危険がありますよ、 お詣りの際には 是非ともお忘れなく。   

 

 

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 本堂から一段下りたここに 

 

 

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 大師堂。 

 

 

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 開基に際して 鹿さんの伝説が 絡んできます。 少し珍しいかな。  この地に住んでいた猟師が鹿を追って 山に入ったところ 猛烈な雷雨に襲われ、閃光走った後 鹿の姿はなくそこに千手観音が現れていたのだといいます。 猟師は殺生の生業を捨て ここに堂宇を立て この出石寺を開いたといいます。   神の使いとされることの多い、鹿さんですが 千手さんの化身という形になります。     この段からは 別方向の絶景が広がります。

 

 

 

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 向きが、もう変えられないのです。  真上を北とするならば 90度右へ回転が正しいようです。  北東方向に 西日本最高峰 石鎚山があることになります。   この日、はじめて この地から 見えておりました。 (私的参拝の中で)

 

 

 

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 左上橋の山体ですが、小さすぎますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  山道30kmを駆け降りて 大洲市街方面へ行くと 別格8番 十夜ヶ橋 です。 

 

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 現代はコンクリートとなった 十夜ヶ橋。 主要な国道56号が走る。  橋の下に御注目。     

大師が一夜の宿を取られた場所ということで 霊蹟、拝所になってます。 

 

 

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 お堂は今これのみです。 

 

 三年前、西日本豪雨の水位は信じがたい高さです。 白地に黒文字の箇所です。  

左に木造りのお堂、本坊がかつてはありました。 今は 奥に仮づくりの本坊があり、そこで納経します。 

 

 

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 今の十夜ヶ橋には 高速までも上にかかります。 日本橋風ですよ。 日本橋の首都高が地下化されるということで 高速のかかる橋として 十夜ヶ橋 は有名になる時が来るかも、ですね。

 

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 本尊は弥勒さんなんだ、 再認識。

 

 

 

 

 

 時刻4時半。 朝8時 四国最南端 足摺岬に立ったこの日、 もう一つやりたい衝動に駆られていた 到達! に挑戦する気力、がありましたので そちらへ向かうことといたします。

四国最西端 佐田岬。  走りに走ったため、 岬付近の写真しかありません。 伊方原発だったり、いろいろスポットのある半島なんですけどね。

 

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 駐車場にたどり着くのもなかなか大変。 そこから徒歩1.9km! うそやろ~

でも行くしかなかった。

 

 

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 これは国東半島の方向。 

 

 

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 だいぶ歩いて やっとここ。 さらにあのむこうらしい。

 

 

 

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 石段登って  着きました

 

 

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 小さな島も 大分ですよ    水の流れの激しいこと。 鳴門を見慣れた自分も少し驚くくらい。 ま、あの 関アジ、関サバの 海ですもんね。

 

 

 

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 水はきれい  緑がかってます。  これが宇和海の色か・・   柏島が  ね。

 

 

 

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 これは八幡浜の方向。 街は見えないですが。

 

 

 

 

 

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 だいぶ戻って 三崎港の月夜。  ここからまだ15km、+1.9km、だったのです。

さすが日本一細長い半島でした。  地理オタとしては満足。 一日に四国最南端と最西端に立てました。  朝4時半起き。     このあと松山に泊まろうか・・    いや走れる・・   美波に日付変わらぬうちに戻りました。

 

 

 

 

 

 四国最東端 蒲生田岬(かもだみさき)には 去年初めて行ってます。 5月でした。  最北端にまだ行ってないけど・・   まあ、またそのうちに。

 

 

 

 

 このあと引っ越しを伴う転勤となりまして 巡拝を長いことできずにいますが、 近々再開します。      高知、松山、高松どこへも一時間です。

 

 

 

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