「触れる」 | レタスの種

レタスの種

日々の想いごと、子どもたちのこと。

http://ameblo.jp/kakasojyo/に引っ越し、主に短歌のブログとなっています。

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幼い子どもの桃のような頬に触れてみる

世界中の子どもの頬のひとつひとつに触れるように



いつかテレビで見た砂漠が 大峡谷が 海辺の町が

少数民族の暮らしが 裸で目とお腹ばかり大きな子どもたちが

芸術品のような街並が ビジネス街が 故郷の水田が

走馬灯のように瞼の裏に映し出されては

打ち上げ花火の残していく火の粉のように

きらきら きらきら

ちらちら ちらちら

瞬きながら 消えていく




私はひとりの無力な人間で

でも たったひとりの私で

三十年前は子どもだった



虹を見つけたら嬉しかった

香り付きのポケットティッシュが欲しかった


きっと 桃のような頬をしていた