いつも ぎりぎりのところに立っていた
ひとりでいるときも
友達とばか笑いしているときも
誰かに甘えるふりをしているときも
そんな私を見ているもうひとりの私は
落とさないように支えるのが精一杯
鏡の中には真っ黒な醜いかげぼうし
今でもまだ
こうしてここに立っている
ぎりぎりのところに
でもひとつ 気づいたことがある
それは
ぎりぎりのところからしか見ることのできない景色もあるっていうこと
こんな私にしか見えない虹が
確かにあるっていうこと
