前回の続き

豪雨の中母親を救出に向かうがクルマが水没しそうになり、鉄砲水を浴びたりしながらなんとか実家に戻ったところ母親はすでに隣の分家に促され近くの高台に避難していた。

クルマで避難してきていたので、クルマでくつろいでいた。

呑気にヨーグルトを持ってきていた。スプーンも。

「あなたも食べる?」
ホンマに呑気な人です。

そんな時村の古株が顔色悪くて、理由が「みた事ない水位」をどうやら見てしまったらしい。

生まれて初めてじゃ。と言う

そりゃそうです。このおじいさんたった80年生きたとこで壮大な地球の歴史の一瞬しか体験していないのです。

まあ真っ暗闇で足元まで高梁川の水が住宅を呑み込みながら迫って来たら冷静にはなれません。

NHKニュースで近所のローソンの屋根の上に避難している人は20人らしい。周りは濁流です。

私の避難している場所から数百メートルの場所で人が10人位ガードレールにしがみついているとか。

そこにいた数人が川に流されたとか。

もう生きた心地がしません。

そんなニュースを見ながらさらに下流の真備町が浸かって行くのでした。

少し朝まで寝よう。すでに深夜でした。
母親と同じクルマで夜があけるまで仮眠しました。

続く