ロシアの新しい指導要綱は、スターリンが強制収容所で数百万人を処刑したり収監したのは「全く合理的」であったとして論議を呼んでいる。
ソ連の独裁者の死後55年を経て、ロシアの若者たちに愛国心を醸成するために教師用の最新の手引書には、スターリンは近代国家の建設を図ろうとしたと記述している。
「ロシアの歴史1900-1945」と題された要綱は、来年度から使われる政府認可教科書に準拠して作成されたものだ。
この背景には、スターリンにポジティブな光を当てて彼の実績を再評価しようとするウラジミール・プーチン首相の意向が伺える。
しかし、これはスターリンの犯罪を覆い隠そうとするものだとして評論家たちは異を唱える。
1920年代、スターリンの構想である巨大な『工場式農場』を実現するために数百万人が土地や家や乏しい財産さえも奪われ、その後殺されたりシベリアに流されたり餓死したというのが西側諸国が理解している内容だ。
1930年代には、ソ連にとって危険人物と彼が考えた数百万の人々が処刑されたり、あるいはシベリアや中央アジアの強制労働収容所に送られ栄養失調や被曝するなどして死亡した。
歴史家によると、ヒトラーのユダヤ人虐殺600万人よりも多い最大2000万人にも上る人々がスターリンによって殺されたという。
新しい指導要綱は、スターリンの行動は合理的であったとロシアの学童たちに教え込もうとしている。
1930年代の「恐怖政治」は、誰が寝返って襲撃してくるかも分からない状況下ではやむを得なかったとし、彼と対立するグループや彼の思想に反する運動を悉く弾圧していったと記している。
それは、「スターリンの行動は歴史的難局に直面してのものであることを示すことが重要である」とし、彼の行動は「工業立国建設に向けた一貫した意志に基づき、体制を守るために全くもって合理的なものであった」と強調している。
編集者のアレクサンダー・ダニーロフ氏は、「私たちはスターリンを弁護しようとしているのではない。彼の人となりを探った上で、何が彼をそうさせたのかを解明し、結果として彼は何を実現したのかを明らかにしているだけのことだ」と語った。
論議を呼んでいるこの要綱は大手教科書出版社「Prosveshenije」が作成したものだが、同社はソ連時代には教科書作成を独占していた政府公認の会社であり、当時の任務に回帰した観がある。
「私たちは数世代にわたってソ連国民を育んできたと自負している。そして今後も私たちはより良い教科書を作っていきます」と、同社は誇らしげだ。
クレムリン(ロシア政府)と密接な関係にある同社のウェブサイトには次のように書かれている。
「Prosveshenije社は国民統合に資することのできる貴重な存在であり、ロシアの学校教育の価値形成とその浸透を図っていく中核的存在である」。
ロシア政府のサポートと承認なくしては指導要綱を作成することはできない。
著名なロシア人歴史家ロイ・メドベージェフ氏は、「要綱は事実を歪曲するもの」と断じ、「スターリンが常に合理的だったなどというのは間違いであり、彼は国家に多くの損害を与えた」と語った。
ロシア国立人文大学歴史学部長のアレクサンダー・カメンスキー氏は、「この要綱は、悲しいことに学校の歴史教育が“イデオロギーの道具”になり下がった証だ」と言う。
しかしこの要綱は、2007年6月にプーチン氏が歴史の教師たちを前に、「スターリンが行ったパージ(粛清)は歴史上最も暗い1時期の出来事に過ぎないのであって、誰も我々に罪の意識を科すことはできない」と語った内容を汲んだものと思われる。 (以上、一部略)
英デイリー・メール:
http://www.dailymail.co.uk/news/worldnews/article-1051871/Stalins-mass-murders-entirely-rational-says-new-Russian-textbook-praising-tyrant.html
なんという開き直りw
手始めにロシアには、中国人を粛清してもらいたいな。
景気良く10億人くらいさ。
まぁ、自国の教科書が自国に利益になるように書かれていた何が悪いんだ。
自虐的日本の教科書の方がよっぽど異常だもんね。
自国を守れない政治家なんて意味ないし。
合理的云々とかよりも、日本もこれくらい開き直って欲しいものです。
しかしなんというか、人権団体って強い物には弱いなぁ。
何が人権だよ。
てめーらの利権じゃねーか。糞。
こーゆう糞な団体を放置してる日本は、大量殺戮を肯定してる露西亜よりも糞なんだよ糞。
ちなみに豆知識
プーチンの祖父はスターリンの別荘で給仕をしていました。
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