Frency & Mercury Factory Tour
こんにちは。
先月、Frency & Mercuryの生産工場を見学する為
「福井県」へスタッフが足を運んできました。
サングラス・オプティカルのフレーム
生産量 "日本一"を誇る福井県。
技術・品質ともに世界から認められた
業界では有名なエリアなのです!!
鯖江市を含め、福井市・越前市の協力工場で
Frency & Mercury の サングラスやオプティカルフレームが
製作されています。
一部に、なりますが御紹介させていただきます!
まず1つめは、チタンを取り扱う専門工場へ。
こちらでは板材からフロントフレームを切り出していました。
真鍮の細い線が、チタンの板材をカットしてゆきます。
わかりにくいですが、コイルがゆっくりと回っています。
レーザー等で加工するフレームもありますが
こちらでは長い時間をかけて形状を出しています。
時間をかけるからこそ、精度の高いフォルムが製作できるのですね。
ここでは垂直の切断面が、その特徴といえるでしょう。例えば、「Hey, Sweetie」のフロントがそれですね。
おおよそ20~30枚重ねられたチタンの板材を、電気の力でカットしています。
1枚に5個分のフロントが配置され加工されてゆきます。
一度、チタンをカットした真鍮線は再利用できないそうで
機械の横に、ためられていました。
飴細工のようにキレイで、なんだかオブジェのようでした。
(写真におさめていなくて申し訳ありません!)
こちらの工場では、この工程が唯一24時間稼働!
水槽の中には、人肌ほどの水溶液が入っていました。
そして、次に訪ねたのはアセテートを扱う工場。
こちらでは、新作の 『Grage Race』 を製作して頂いています。
FM-17と書かれているのが、
ちょうど 『ガレージ レース』の
フロントの金型です。
第一段階のフォルムを削りだす工程で
受け側の土台となるものです。
大枠とはいえ、その独特のフレームワークが
金型からも感じられます。
さすが、デザイナー・イークエ氏。
ここからも、デザイン力がキラキラと伝わってきます!!
加工機に取り付けられた金型は、こんな感じです。
ロボティクスな雰囲気に圧倒されます。
第二段階以降は
ほぼ、職人さんたちの手仕事。
こちらは、Chile Chili のウォーターウィードの艶出しをしているようです。
ひとつひとつ、丁寧にピカピカのフレームに仕上げられてゆきます。
デザイナーが、創造したデザインは
このように沢山のアーティサン(職人)の丁寧な仕事によって
完成されているのです。
今まで以上に、愛用しているサングラスたちに
愛着がわいてきますね。
Frency & Mercury Boutique TOKYO
Tel: 03-3478-0990
(11:00~20:00)
http://www.frency-mercury.com/
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地図をクリックして頂くと拡大したものをご覧になれます。



