紫外線とつきあう〔3〕
真っ黒に日焼けした子どもが健康的
と言われたのは、もう随分昔の話。
世界保健機関(WHO)は
「日焼けは健康への注意信号」
と警告しているそうですよ。ご存知でしたか?
紫外線対策が皮膚がんや免疫機能を左右するというのは
今や常識となりつつあるようです。
特にたくさん紫外線を浴びるライフスタイルの方は
日焼けはマイナスになってしまいます。
紫外線の防御を習慣づけることで、
「風邪を引きにくくなった」
「疲れにくくなった」
という高評価も多いようです。
また、「紫外線は百害あって、メリットはほとんどない」
と指摘する皮膚科医師は、しわ、しみ、癌だけでなく
自己免疫疾患の膠原病(こうげん病)の発生、悪化のキッカケに
なることもあると警鐘を鳴らしています。
私は平気…
といわずに、いますぐ明日から紫外線対策をしましょう。
特に、目の水晶体はものを見るためのレンズであり
紫外線吸収フィルターの役割ももっています。
水晶体たんぱく質は、紫外線を吸収すると酸化凝集します。
最近増加している老人性白内障は
長年の間に吸収したUV-BとUV-Aが主原因といわれます。
太陽光の強い日中に、出掛ける場合は
衣服で皮膚を覆ったり
帽子やサングラスを着用するようにしましょう
PIVOT
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