名古屋市中区のキャバクラ店で泥酔させた客からクレジットカードをだまし取った疑いで経営者など男女10人が逮捕されました。逮捕されたのは中区錦三丁目のキャバクラ店「ONLY(オンリー)」の経営者、
塩見勝利
容疑者(24)と職業不詳の
小笠原拓
容疑者(26)ら店の関係者10人です。塩見容疑者らは2月5日、55歳の男性客に酒を飲ませて泥酔させ、クレジットカード4枚をだまし取った疑いがもたれています。
男性から「身に覚えのないクレジットカードの利用がある」などと警察に相談があり被害が発覚。カードからは複数回に渡り、約1650万円が引き落とされていました。
アルコール度数の高い酒を飲ませ、酩酊(めいてい)状態になった客からカードをだまし取ったとして、名古屋・中署などは18日、準詐欺の疑いで、名古屋市中区錦3のキャバクラ「オンリー」の実質的経営者、小笠原拓容疑者(26)=同市北区石園町3=や従業員ら10人を逮捕したと発表した。署によると、カードは同店や系列店で約1650万円が決済された。
他に逮捕されたのは、店の経営法人代表の塩見勝利(24)=同市中区丸の内2=と、指示役の従業員
大坪澪旺
(れお)(23)=同区栄1=の各容疑者のほか、19~21歳の勧誘役の男2人、19~24歳の接待役の女5人。