佐賀県警科学捜査研究所の元職員(懲戒免職)によるDNA型鑑定不正で、佐賀地検は27日、
冨永剛弘
・元法医第1係主査(42)=福岡県春日市=を虚偽有印公文書作成・同行使、証拠隠滅の罪で佐賀地裁に在宅起訴した。地検は認否を明らかにしていない
起訴状などによると、元職員は事件捜査のため嘱託された鑑定業務の手間を省こうと考え、2023年8月~24年7月、9回にわたり、DNA型鑑定作業をしていないのに行ったとの虚偽を記載した文書を上司らに提出したほか、鑑定資料の残りを紛失した事実を隠そうと考え、24年2月~25年2月、4回にわたり、資料に偽装したガーゼ片などを保管したとされる。 元職員は12年に採用された。県警は昨年9月8日、元職員が単独で実施した632件のDNA型鑑定のうち17年以降の130件で不適切な行為があったと発表。このうち13件については特に悪質性が高いとして、書類送検していた。





