こんにちは。

さいたま市浦和区のフランス語教室、フレンチパレットの中村です。


フランス語には、ほぼすべての名詞に性別があります。
性別をもつ生物だけでなく、性別のない無機物にも抽象概念にも、です。

男性の身体の特徴である「あごひげ」は女性名詞、女性用のブラウスは男性名詞、と、使用者や用途にまつわる性別とは一切関係がありません。

よく生徒さんから

「やっぱり全部おぼえなければならないんですかね…?(ハァと重いため息)」

と問われます。

はい、おぼえなければなりません。
とはいえ、すべてをゼロベースで丸暗記する必要もありません。

こういう場合は男性名詞、女性名詞、と分かるような目印が単語に含まれていることが多々あるからです。

それを「接尾辞」と言いますが、今日はこの接尾辞について紹介したいと思います。

フランス語の名詞の性別の見分け方は、
接尾辞が分かれば格段に楽なりますよ♪



名詞の性別を見分ける【接尾辞】


単語の前後に添加される接辞。


これは特定の意味を添えたり単語の品詞を変えたりする働きを持ちます。


接辞には単語の前につく「接頭辞」と、後ろにつく「接尾辞」があります。


接尾辞の特徴から、単語の性の区別がある程度可能になります。


下記に例を紹介します。



  

例外


imageイマージュ () (印象・画像


plageプラージュ () (海岸)


eau()


peau()(皮膚)


tempura() (天ぷら




例外


gradeギャ㋫ドゥ ()(階級


gardeギャ㋫ドゥ()(番人


silenceシランス ()(沈黙) など


例外もありますので、最終的には辞書で確認することが大切です。


ですが、やはりある程度の目安になるだけでも、心が軽くなりませんか(笑)?




学びの季節、秋。

楽しくフランス語を学びたいものですね!


以上、フレンチパレットの中村でした。