みなさま、お早うございますかな?

 

今回は、昭和の身体検査を思い出しながら書いてみました。

 

私と同年代の方は、懐かしく思って頂き、若い方々は、へ~、そうだったんだ~、と読んで下されば嬉しいです😊

 

本日は、続編となります~

 

前回は、こんなところで終わってましたよね

 

『はーい、次は身体検査しますからね。女子は2組の方に移動して下さいね』

 

【前作は、ことらとなりますので、よろしければご覧下さいね~】

 

 

『はーい、次は身体検査しますからね。女子は2組の方に移動して下さいね』

 

『それでは、体重測定から始めますよ』

 

『まる子さんも、はまじくんも、席に着いて下さいねー』

 

『って!まる子さんは2組でしょ!はい行って行って!!』

 

『まる子さんも、いやいやながら2組に行ったみたいですね』

 

『おーい、reoさんも、りんさんも、その辺に隠れていないよねー!』

 

 

 

シーン・・・

 

 

 

『大丈夫みたいですよ。はい、みんな服を脱いでパンツ一丁になって下さいね』

 

『はまじくん、パンツは脱がなくていいですよー』

 

『うぉー!』『あちゃー!』『ちっちぇー!』『脱ぐなー!』『やめろー!』

 

 

【この頃は、けっこう貧しかったのですが身体検査の日だけは、親も無理をして新しい下着を買ってくれたように記憶が残っています】

 

【しかし、はまじくんの家は私以上に貧しかったらしく、黄ばんだ下着でした。

でも、はまじくんは、そんなことをおくびにも出さず、いつも明るいスーパースターでした】

 

 

 

【体重測定と身長測定も順調に進んで行き残すは、座高測定のみとなりました】

 

 

 

『それでは、座高測定を始めますよー』

 

『みんな 一列に並んで下さいねー』

 

『先生~!はまじくんが、いませ~ん!』

 

『まったくしょうがないですね。それじゃー、はなわくん迎えに行って来て下さい』

 

『それでは、始めますよ』

 

『先生~!はなわくんが、戻ってきませ~ん!』

 

『みなさん、チョット待っててくださいね。二人をしょっ引いて来ますからね』

 

おーい、みんなプロレスごっこしようぜー!ワイワイがやがや

 

【昔は、プロレスごっこが流行っていましたねー。サンダー杉山の雷電ドロップとかね、何と新潟県糸魚川出身らしいですよ!】

 

 

『はーい、みんな静かにー!二人をしょっ引いて来ましたよー』

 

 

『ただいま~~! ハロ~~!

 

『うぉー!』『この卑怯者ー!』『汚ねーぞー!』『ボインちゃん、いた~?』
 
 
『ただいまーじゃないですよ!まったくもうねー!』
 
『二人ともチャント鼻血を止めないと失血死しますよ!』
 

『それでは、改めて、座高測定を始めますよー』

 

『先生~!!』

 

『どうしましたか?委員長』
 
『先生も、鼻血拭いたほうが、いいと思いますけど・・・
 
『こりゃまた、失礼をばいたしました』
 
『やっとみんな揃いましたから座高測定しますよー!』
 
『うぉー!』『よっしゃー!』『ぜってー1番になってやる!』!』『俺に挑むなんざ100年早いわー!』
 
 

【今は、座高測定とかありませんよね。一体なんのためにやったのか意味不明です。しかし、こんな些細なことにでも闘争心を剥き出しにする大たわけ者がいっぱいおりました】

 
 
『はなわくん、座高測定ののコツはね。背筋をピーーンと伸ばすことなんですよ』
 
『先生、アドバイスありがとうございます。それでは、行ってまいります
 
 
『はなわくん、75㎝でーす!
 
『おおー!』『すっげー!』『負けた!ぐやしい!』『くっそー!』
 
 
【あちこちから、敗者の妬みの声と歓声が聞こえて来ます】
 
 
『次は、はまじくんの番ですよ』
 
 
『はまじくん、80㎝でーす!
 
『うぉー!』『はまじ、いいぞー!』『さっすが、はまじー!』!』『最長不倒距離じゃー!』
 
 
 
『先生!もう一度だけチャンスを下さい

『はなわくん、もう終わったんですよ。あなたは、立派に闘いましたよ』
 
『涙目になって、土下座をしてまで再チャレンジをしたいという事なんですね』
 
『泣きのもう一度ですね。いいでしょう。悔いのないように戦って来て下さい』
 
 
『先生ありがとう!はなわ、戦地に赴いて参ります。イザッ!!
 
 
 
 
 
『はなわくん、78㎝でーす!
 
『はなわくん、惜しかったですね。でも、3㎝も伸びたじゃないですか!』
 
 
『先生!はなわくんのケツがツッテます!!
 
 
『これは、ケツ筋肉を相当消耗していますね』
 
『たぶん、はなわくんにしてみれば、これが高さを稼ぐための最終兵器だったのでしょうね』
 
『おケツも、真っ白に燃え尽きてますね』
 
 
 
『ねえねえ、はなわくん大丈夫!?
 
『ケツは、真っ二つに割れて痛いけど、大丈夫だよ。はまじ・・お前には負けたよ
 
 
『はなわくんの、根性はスゴイよ
 

『はまじーー!!
 
 
『はなわくーーん!!
 
 
 
【単純な男たちは、こんな些細なところから熱い友情が芽生えたりするものです】
 
 
もっと もっとー特別なー オンリー  わん!!
 
 
疲れたんで、今日は、会社休んで釣りに行ってきます。