11月28日放送のTVタックルのビデオを見ました。
財務省の「増税キャンペーンの罠」を解き明かす。と言う内容で、たいへんよい内容でした。

9日の衆院予算委員会での 江田氏「 復興を人質にとって増税にこだわり、補正予算の提出を遅らせた。 」

元財務官僚の 高橋洋一氏「 財務省は増税だけしたい 」

資産も世界一


江田氏
生まれてくる子が700万円の借金を背負って、500万円の資産を抱いている。
トヨタは、19兆円の負債があるが、30兆円の資産がある。

高橋氏
借金があって資産がある。これが普通です。

資産世界一


日本の支払能力

財政再建については重要だとわかっているが、優先順位がちがうでしょ。

① 震災復興
② デフレ脱却


が先なんじゃないでしょうか。
というのが、お二人のご意見でした。

 TPPの議論では、みんなの党の江田氏はまったく支持しないが、増税反対の 立場では、高橋洋一氏とともにたいへん説 得力がありました。 

外向けには、至極まっとうなことを言っている財務省ですが、国民や政治家に対しては、絶えず省益第一のプロパガンダを流しています。
その手先のマスコミではありますが、いい内容の番組だったと思います。

日本の政治家、官僚、マスコミは海外に対しては、卑屈なほど馬鹿正直なのですが、
国民に対しては、ここまでやるか!と言うほど不誠実で嘘をつく。


そう思ったので、予定してなかったブログ更新でした。

放送の後半に江田さんが紹介した書簡です。

以下は平成14年4月に財務省が大手格付け会社に対して出したものです。
要するに、格付け会社が示す、日本の評価は間違っている。あなた方が、違うと思うなら具体的に根拠を示せ。
と言うことです。

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外国格付け会社宛意見書要旨について(財務省HP)
http://www.mof.go.jp/about_mof/other/other/rating/p140430cov.htm

外国格付け会社宛意見書要旨について
平成14年4月30日
財務省

外国格付け会社宛意見書要旨について  別紙資料は、黒田財務官より格付け会社3社(Moody’s、S&P、Fitch)に発出した書簡の要旨です。格付け会社のこれまでの説明は、主として定性的なものであり、客観的な基準に欠けるため、これらの点についての説明を求めています。

  なお、文中にもありますように、政府として財政再建を含めた構造改革には、最重要の課題として取り組んでおり、今回の書簡は、格付け会社の判断の透明性の向上の観点から客観的説明を求めたものです。

別紙 外国格付け会社宛意見書要旨(英文)
http://www.mof.go.jp/about_mof/other/other/rating/p140430e.htm

別紙 外国格付け会社宛意見書要旨(和訳)
http://www.mof.go.jp/about_mof/other/other/rating/p140430.htm

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外国格付け会社宛意見書要旨

1. 貴社による日本国債の格付けについては、当方としては日本経済の強固なファンダメンタルズを考えると既に低過ぎ、更なる格下げは根拠を欠くと考えている。貴社の格付け判定は、従来より定性的な説明が大宗である一方、客観的な基準を欠き、これは、格付けの信頼性にも関わる大きな問題と考えている。
 従って、以下の諸点に関し、貴社の考え方を具体的・定量的に明らかにされたい。

(1) 日・米など先進国の自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない。デフォルトとして如何なる事態を想定しているのか。

(2) 格付けは財政状態のみならず、広い経済全体の文脈、特に経済のファンダメンタルズを考慮し、総合的に判断されるべきである。
 例えば、以下の要素をどのように評価しているのか。

・ マクロ的に見れば、日本は世界最大の貯蓄超過国

・ その結果、国債はほとんど国内で極めて低金利で安定的に消化されている

・ 日本は世界最大の経常黒字国、債権国であり、外貨準備も世界最高
 
(3) 各国間の格付けの整合性に疑問。次のような例はどのように説明されるのか。
       
・ 一人当たりのGDPが日本の1/3でかつ大きな経常赤字国でも、日本より格付けが高い国がある。       

・ 1976年のポンド危機とIMF借入れの僅か2年後(1978年)に発行された英国の外債や双子の赤字の持続性が疑問視された1980年代半ばの米国債はAAA格を維持した。       

・ 日本国債がシングルAに格下げされれば、日本より経済のファンダメンタルズではるかに格差のある新興市場国と同格付けとなる。

 
2.以上の疑問の提示は、日本政府が改革について真剣ではないということでは全くない。政府は実際、財政構造改革をはじめとする各般の構造改革を真摯に遂行している。同時に、格付けについて、市場はより客観性・透明性の高い方法論や基準を必要としている。

引用以上
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以前から把握している内容でしたが、うまくまとまっていたので紹介させていただきました。

財務省の「外国格付け会社宛意見書要旨」を取り上げていたブログ
三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/day-20110403.html