「おもろい女」
兵庫県立芸術文化センター中ホール
“新喜劇”っぽい催しにおけるベテラン俳優達の芸を無性に見てみたくなったのです。
用が出来行けなくなった配偶者の代打に高齢母を連れて行きましたが 正解でした。
客席は女性率が高く 私どものように“ちょっと足腰の悪いお母様とつきそいの娘さん”が散見されました。
分かりやすく面白く実に万人向けに作られており、セリフ劇でセリフを聞き入れ吸収するのがもはやしんどい高齢の母にも無問題。
演出は”意味深”とか”伏線”とかを排除し 俳優の皆さんも観客の予想通りに泣き笑いに運ぶわかりやすい演技で この領域にはこの領域の“様式”がちゃんとあり 多くのひとを喜ばせる底力があると知りました。
ミス・ワカナを演じた藤山直美さん、直美さん登場で客席は“待ってました”と拍手喝采。
相当エネルギッシュな方です。
少女時代は面白おかしく可及的にかわいく、 離婚後ヒロポン中毒となり心疾患でぶっ倒れるまでの晩年をリアルに気迫たっぷりで演じておられました。
女性のファンが多いようです。
タイムリーに 元星組トップの北翔海莉さんが直美さんのご親族と結婚さたというニュースが有りましたので 北翔さんももっと先にこの役をする事があるのだろうな・・と。
もとかしまし娘の三女である庄司花江さんや 大女優山本陽子さんはさすがベテランの風格がありました。
どこかで見た事があると思ったら “コント赤信号”の方もおられ 立派な舞台俳優でした。
高齢母 “感動して泣いたわ” だって!
母には 何も考えずとも楽しめる宝塚の長身イケメンショーだけみせといたらええわと思っていましたが なるほど“松竹系”もよいかも。
老若男女 いろんな人が楽しみ感動する、 演じる舞台上の方々をみて 尊いお仕事だな と思いました。
