昨日、Facebookの投稿で「アバターと表現」の話をざっと書いてしまったのですが、突き詰めていくと単なる表現の話に留まらない感覚が沸いてきまして、私自身としても考えをひとつひとつ掘り下げながら、改めて書いてみようと思います。えらい長くなったので、考察のきっかけとなった事象の説明から書いていきます。

 

 

【アバターとVチューバー】

きっかけは、朝の情報番組「スッキリ」で放映していたひとコマからでした。「Youtuber」…は、皆さんもうご存知ですかね。ヒカキンさんとかね、うちの息子も大ファンです。そのYoutuberが活躍しているプラットフォームYoutubeで、今新たに人気が急上昇しているのが、「Vチューバー」と呼ばれるキャラクター達なんだそうです。

 

このVチューバー、「バーチャルYouTuber」の略で、「ヒカキンさんみたいに配信活動を行うバーチャルのキャラクターのこと…」と、言ってしまいそうなんですが、実は厳密に言うと「その元になっている配信者」のことを指すのですね。
 
 

つまり、配信されている動画の見た目は2Dや3Dのキャラクターなんですけど、これってそのキャラクターがAI(人工知能)とかで踊ったり喋ったりしているわけではなく、目の前にいるキャラクターは実は「アバター」と呼ばれる被り物みたいなもので、それをリアルタイムで操作している「中の人」が現実に存在するわけなんです。つまりゆるキャラで例えるなら、「ねば~る君」が【アバター】で、着ぐるみを被った「中の人」を【Vチューバー】と呼んでいるんですね。


なので、見た目は若いバーチャルの女の子みたいなキャラクターなんだけど、極端に言えば中の人はその辺のおっさんだったりすることもあるわけです。アニメから飛び出して来たような奇抜な衣装を身にまとった美少女キャラでも、喋ってることは「腹減った」とか「俺、無職」とか、隣の同級生みたいな日常的なことを喋っている者もいたりして(※勿論話す内容は企画によりますよ)初めて観ると多分、架空と現実の交差する不思議な感覚が起こると思います。

 

 

【アバターと現実の容姿のギャップ】

で、説明が長くなりましたがこのVチューバーの話題でね、私が興味を持ったひとコマというのがあるんです。
Vチューバーを体験していたレポーターの方が、現Vチューバーの方に質問をしているシーンでした。
「仮想のキャラクター同士で仲良くなった場合、現実世界で「中の人」に対面した時に、がっかりなんてことは無いのかなー?」 というニュアンスの内容だったんです。
 

 

これどういう意味かと言うと、まずVチューバーの人ってアバターを纏った状態で、ファンや同じVチューバー同士とコミュニケーションをとっていくわけだから、中の人の容姿を知らないままに感情移入したり、仲が深まってしまう事が当たり前のようにあるわけなんです。ねば~る君の「中の人」がどんな容姿なのか私達は知らないけれど、ねば~る君のトークのセンスとか仕草の可愛さとかで、「ねば~る君、今日もまじでその発音サイコー!」とかって感情的にいれ込んでいるわけですよね。

え?私だけ?


中には「中の人」を一切晒さないアイドル的存在もいるわけだけど(ゆるキャラなんかは殆どそう)、今ではオンラインのRPGゲームがあるように、会社の同僚が夜オンライン上で集まって、それぞれのキャラクターに扮し一緒に旅するとかが普通にある時代なわけで、色んなイベントとか交流のケースに於いても、敢えて現実世界の容姿を晒す場合の話をしていたんだと思うんですよね。


その上でこの「現実の容姿を見てがっかりなんてことはないのかな?」っていう際どい質問だったわけです。こういう事ってさ、SNSの世界じゃよくあることじゃないですか。写真で好みだったのに実際に会ってみたら幻滅とかっていう話。それも一種の仮想と現実よね。よくある話。
これに対してその現Vチューバーの方がね、こう答えていたんです。


「んーこないだコミケで中の人に対面した人は
【アバターを変えて来た】って思ったらしいですよー」

(言葉は違うかもしれないけど、このようなニュアンスだった)
 

 

 

【現実の姿もまた「アバター」である】

これね、伝わりますでしょうか…
コミケってコミックマーケットっていう世界最大の同人誌即売会、またの名を「オタクの祭典」とも言われていますが、まぁいいや。そのイベントで普段は美少女キャラとかのアバターで配信活動しているようなVチューバーの方がいたんでしょうね。その生身の姿を見て「アバターを変えて来た」と思ったって言ってるんです。現実世界の容姿のことさえも「アバター」の1つだと捉えているんです。要は生身の肉体でさえも「アバター」だってことだよね。


これってすごい発想だなって思ったんですよ。すごいっていうか、私に今までなかった発想だった。生身の肉体さえアバターであるなら、私達のリアリズムって何?どこにあるんだろう。って考えると、もはやどこで本当の自分で繋がれているかって事の方が大事で、繋がる場所も容姿もそれぞれのギャップも何も関係なくなってきてるんじゃないかって。


つまり仮想空間での繋がりが、現実世界の繋がりと同じくらい、人によっては本質的な繋がりになっていて、それだけ仮想空間でのアイデンティティも互いに受け入れられる時代になってるってことだよね。

***

この発想から私、SNSでの認知活動と現実世界の自分とのギャップ、そして発信や表現についてすごく考えさせられたんです。次回はこの発想から考えた表現についての話をしますね。

 


ちょっとアバターの話、難しかったでしょうか…。哲学の絡みが出てくると普段書き慣れないのでなかなか言葉選びが難しいですが…。私が今回の発言に驚いた背景がニュアンス的に伝われば嬉しいです(^^)

 

※目立つプロモーション7期11月は残1名となりました。そろそろ本気で発信の可能性に取り組みたい方は是非!

 

 

 

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今ね、写真の色調補正にハマッています。色調補正って言うと、ただ写真をキレイに整えるとかそういうのをイメージする方多いと思うんですけど、私は「息を吹き込む」とか「ストーリー性を生む」とかそういったニュアンスで色味の改変をしています。少し前は画像編集アプリについているエフェクトというフィルターから、合いそうなものを1発掛けしていたんですけど、

最近ではそれも物足りなくなって、もっと微細な感情表現がしたく、原始的な調整で自分独自の風合いが生み出せるよう、ちまこまと検証しています。

 

 

【なんか惹かれる、はストーリー感】

 

起業したての頃、ビジネスや発信のノウハウを謳う記事でよく、「ストーリーを語れ」という言葉を見かけました。私は多分、ストーリー感の生まれるところに心震わすのだなと思うようになりました。

些細なことでも、普遍なことでも、良く言えばよりドラマティックに、よりエモーショナルに。悪く言えば何もそんな大袈裟に、なんとも意味深に。そんな感じで二重にも三重にも感情の息で膨らませ人に伝えるのが好きなんだなと、たまに自分のことをこっ恥ずかしく思ったりもします。

それが良いように作用するのか、ご新規のお客様は以前から今も変わらず「なんか分からないけど惹かれた」と言ってくださる方が多いのですが、この「なんか」はきっと「ストーリー感」のことなんだろうなと最近思うんです。
 

私のところへ来たら自分の感性が、人生が、よりドラマティックに発信出来るんじゃないかと期待を寄せていらっしゃるようです。

いやいや、めっちゃ有り難い。その野望を一緒に叶えていく気は満々です。

 
 
【ストーリーを知りたいという感情】
 
この「ストーリー感」、言葉でも写真でも作り出すことが出来ます。普段の発信にこれが乗るだけで、より深みのある感情や背景を伝えることができる。このような何気ない車中からの景色も



色調を変えるだけでこのような見せ方も出来る。
何かニュアンスを感じませんか?


 
撮り手の感情だったり、ここから始まるストーリーだったり、思わず次のシーンを想像する人は少なくないと思います。
次第にそれが知りたくなってくる。



【人に惹き付けられる感情を知る】

誰かに強烈に惹き付けられる感情って人によって違うと思うんですけど、あなたの場合はどんな感情ですか?信用?癒し?強さ?私の場合は「知りたい」という感情のようです。だから、私のことを知りたいと思ってもらう事が、私にとって誰かを惹き付ける1つの正解だと思ってる。自分で実証出来ていることだからです。

なので私はストーリーを振り撒いているんですね。ニュアンスを語り、ふくみを持たせ、ふと見かけた人にストーリーを追いたくなってもらうように。
 
あなたはどんな感情で人に惹かれるんだろう。そして自分が強烈に人に惹かれる時ってどんな感情ですか?「何か気になる」は意識次第であなたの発信の強みになります。きっかけが欲しい方はぜひいらしてください。
 
 

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普段魅せ方の提案をしているけれど、私は割りと面白いと思ったらどんなものでもポンポン出す。
改めて自分のフィードを見てみると、そんなにガチガチに固めてないんだよなと。恐ろしくキレイでガッチガチのフィードでなければ世界観が構築できないというのは、それはまた少し違うと思っていて、そこまで完璧だと人間臭さや逆に崩せない鎧のようなものを1枚感じてしまうもんだ。今日はそういう崩した発信のお話。
 

 

***【世界観は崩れないという自信】***

 


一年前、当時とても認知度の高いクライアントさんがデザインの仕事で私をタグ付け紹介してくれるっていう、駆け出しの起業家としては超絶貴重なそのタイミングで

私は友人とガンガン頭振ってるカラオケからのライブ配信をしてた。当時はタイミング的に「終わった…」と思ったが、今はなんとオイシイことかと振り返って思う。
 
普段はとっても根暗な性格なんだけど(自称)ユーモアは大好きだから、たまにふざけた事をする私も私で、わ~っと拡散が起こったシリアスなPVの後に、VIO脱毛体験の動画も平気で配信するし、Tik tokで友人とふざけまくった動画も楽しく配信する。
 
だからと言って世界観が崩れるなんて全く思わない。私が私のフィルターで投稿するものなら一見テイストが違っても世界観は崩れないという自信がある。
これって、つくづく信頼関係の構築なのだと思う。

 

 

 

 

***【客観視より主観的感情の引き出し】***

 

目立つプロモーション講座には、この「肝」となるものを持っていない状態で生徒さんがやってくる。持っていない、というのは
「私はこういう服やデザインが好きなんだけど…出していいのかな?」
「こういった感情があるんだけどビジュアル的にどう表現したら、いいのかな?」
「そもそも好き嫌いの前に、自分に何が似合うのかな?」
といった具合に、主観的な感情より客観視の方が気になっている状態のことである。


ヒアリングや発信からの吸い上げで、生徒さんが表現したいものをビジュアル化するのが得意なんだけど、それを提示したらどうなるかって言うと
「ああ、そうそう、これこれ!」となるんですね。生徒さんがね。これって主観的な感情の引き出しであって、客観的な反応がどうかって話じゃない。客観的な反応を気にして来たのに、客観的にそれがどうかって反応はまず頂かないんです。面白いでしょう。

 
それで全然良くって、むしろその主観的な感情に自信を持たせてあげてるっていうのかな。お客さんに揺るがない「肝」を持ってもらうというか。その「肝」がお客さんの自信になって
この人はそういう「肝」よね、
→つまりちょっとやそっとの事じゃ揺るがない

→つまり遊びと本気が分かる、枝葉と幹の区別がつく

 
こんなふうに周囲に認知させてる。生徒さんと生徒さんの周りとの信頼関係を作り出していること。この講座の醍醐味はそこかなと最近思い始めました。

 

 

***【遊び投稿がスパイスやメリハリになる】***

 

だから多少の遊びや感情の揺らぎがあっても
「この投稿だけで見るとふざけた野郎だけどこの人実は思慮深いんだよね」とか
「今は自信なくしちゃってるみたいだけど、私この人信じてるんだよね」とか
そういった信頼が構築されるから、その後どんな魅せ方に変化しようと応援してくれる人はついてきてくれるんだよね。


私が平気で頭振ったり脱毛レポ動画配信したり出来るのも、私と読者との信頼関係で成り立っているからで、突然出てきてこんなのばかり発信しても「変な人」で終わるでしょう。
それは日々の発信や生徒さんとの本気の関わり合いの中で、信頼の積み重ねをしてきたからこそ「たまに笑える」っていうスパイスやメリハリとなってコミュニケーションが活きてくるんだよ。


実は揺るぎない「肝」持っているということ。
それをこの人はいつでも出せる、という信頼関係。
 
 


***【最強の信頼関係】***


それを毎日の発信で構築してく事が大事なんじゃないかな。構築できる為のビジュアライズなんだよ。そこさえ育っていたら、何を出してもどう変化しても平気だよ。たまに趣向の違うものを出したとしても
「え!こんなの出す人なんてドン引き」じゃなくて
「この人が選んだものなら」という視点に変わってくる。
 
 
もうそうなったら最強の信頼関係だと思うんだよね。
だって草間彌生さんが全身ドット柄着てても、あの容姿に全身ドット柄が似合うかなんて批評する人いないわけやん。「あ、はい、やっぱり”そう”ですよね」ってなる。


そういうのを作り上げていきたい。
あなたの「肝」探し。
他者との、自分自身との最高の信頼関係を作るんだよ。
 
先日5期が終了し、プロモーションの肝を手にした生徒さまが巣立って行かれました。
と、同時に6期がスタート。肝を見つけていくよーー
そして目立つプロモーション7期エントリー始めました↓
 
 

 

 

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講座ではこんな内容を掘り下げて掘り下げてやっています。個性の視覚化です。人を魅了するブランドアイデンティティの構築を一緒にやっていきませんか?ご案内はこちら↓

 

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