この世界の人々は日々、鬼に怯えながら生活していた。
しかし
鬼もまた、いつ桃太郎に襲撃されるやもしれぬという恐怖を抱いていた。

そんな世に生まれ
今日で15歳を迎える少年がいた。
名を「カボチャ太郎」
彼は
『カボチャから産まれた』
という奇怪な経歴の持ち主であった。
その姿は

異形。
およそ人間とはかけ離れた容姿をしていた。
そして
その姿ゆえ彼は・・
忌み嫌われていた。
金髪の子供:おいおい、なんか臭いと思ったら、やっぱり居やがったぜ。
黒髪の子供:お前カボチャ臭いんだよ!!
:海が汚れるじゃねーか!
金髪の子供:よーし、おれ達が洗ってやるぜぇ~!
カボチャ太郎:『・・・・・・。』
カボチャ太郎は毎日のようにあの2人組にイジメられていたが、彼は決して応戦しようとはしなかった。
赤ちゃん:あう~。ふわふわ~。
カボチャ太郎:・・・・・。
ヒョイッ!










