(前回のあらすじ)
自分の醜さに絶望し、ひとり公園に佇む桃太郎。そんな彼にひとりの老人が語りかける…。
第19話 < 誰がため >
翌日
~ とある公園 ~
???:桃太郎さーん!
桃太郎: あっ…カヤちゃん。
桃太郎: あ…うん。
カヤ: あのね、私ああいうふうに守ってもらったのって初めて!
:凄く嬉しかった♪
桃太郎:……。
カヤ:だから、ちゃんとお礼がしたくって
:これプレゼント(^ ^)
桃太郎:これは…?
カヤ:シャボンディパークのチケットでーす(*^ヮ^*)
:前に行きたいって言ってたの覚えてましたーp(^_^)q
桃太郎:…カヤちゃん……。
:ごめん。
:いまのボクには、それを受け取る資格はないんだな。。
カヤ:えっ?
桃太郎: 昨日のあれも本当はボクの力じゃないんだな。。
カヤ:??
桃太郎: カヤちゃん。
:ボクは君に伝えたいことが2つあるんだな。
カヤ:伝えたい…こと?
桃太郎: うん…
:ボ、ボク…
カヤ:人間に…?
桃太郎:うん。見ての通りボクの胴体は宝箱でできてるんだな。
:化物なんだな。。
カヤ: あら、いいじゃない(笑)そのままでも( ̄▽ ̄)
:宝箱、かわいいよ♪
桃太郎:ひ、ひどいんだな(´Д` )
:この体は不便極まりないんだな!
:腕と足の可動範囲が悲惨なんだな(´Д` )
カヤ:あはは(笑)ごめんごめん^^;
桃太郎: ボクは人間になるんだな。
:これがまず1つめの伝えたいことなんだな。
カヤ:2つめは?
桃太郎:それは、ボクが人間になれた後に聞いて欲しいんだな。
カヤ:分かったわ。
:私は別に宝箱に入った桃太郎さんのままでもいいと思うけど、そういう理由があるなら
:桃太郎さんに人間になってほしいわ♪
桃太郎:♪( ´▽`)
:人間になれたら、シャボンディパークにも連れてってほしいんだな♪
カヤ:うふふ。それがいいね♪
:でも、何でいきなり人間になれるだなんて分かったの?
桃太郎:うん。それは、昨日カヤちゃんが帰った後のコトなんだな。
:情報屋を名乗るおじいさんに聞かされたんだな。
:ボクが人間になれること。そして、その方法。
:本当にびっくりだったんだな。
カヤ:方法って?難しいことなの?私に協力できることかなぁ?
桃太郎:ボクが人間になるための方法は…
:「鬼を成敗すること」らしいんだな。
カヤ:鬼!?鬼って、あの鬼ヶ島の?
桃太郎:詳しいことは、教えられないみたいだったんだけど、多分その鬼なんだな。
カヤ:………。
:おしまい!おーしまい。
桃太郎:え?
カヤ:ダメよ。危ないもの。鬼って怖いのよ~。昨日の2人なんかよりずぅ~っと!
:桃太郎さん食べられちゃうわよ(笑)
桃太郎:だ、大丈夫なんだな!
:こ、これ…
カヤ:!!
カヤ: その刀で昨日どんな危険な目に合ったか覚えてないの…?
:そんなもの拾うなんて…
桃太郎:覚えてるんだな。恐かったんだな。
:でも、これがあれば…
:人間になれるんだな…
:ボクはこの刀で…
カヤ:………!!!
桃太郎:え?
:そんなことまでして人間になりたいの!?
:殺すって意味分かって言ってるの?
カヤ:………。
ー 走り去るカヤ ー
桃太郎: ……。
:ボクは……
:それでも人間になりたい。。
つづく!!!
次回 ここでまさかのアイツのターン!?
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