RAMB CAMP、El-NINO、ILL SLANG BLOW’KWERなどの伝説的なHIPHOPグループで圧倒的な存在感を放ってきた福岡のラッパー〝 FREEZ 〟が、新曲「俺の家の噺」を12/1㈮にリリース。

FREEZが何に葛藤し、何を背負って生きているのか。
この曲は、FREEZのリアルが記された覚悟の唄だ。

トラックメイカーのRINKによるオルタナティブなHipHopトラックの上に乗る、FREEZの赤裸々なリリックが聞く者の心を突き刺す。

ラッパーであり、父親であり、漢であるFREEZの生き様に耳を傾けて欲しい。

【FREEZからのコメント】
「俺の家の噺」、この曲は退院してから見ていた宮藤官九郎脚本、長瀬智也主演のドラマ「俺の家の話」からインスパイアされた曲。俺も歳をとり、ドラマの主題である肉親の介護も身近な事になった。芸事を極めるという事、結局好きな事をするという事、生きるという事、死ぬという事、そしてヘビーな話も面白くしてしまう脚本と演者に元気を貰った。長瀬智也はこの作品が芸能界引退作品。そして同い年。いつもマジなこの男の演技にやられて来た。曲の方はドラマを見ている間に経験した事をリアルに書いている。PARTY TUNEが多いこのアルバムの、今の本音を吐き出している。最高のトラックはRINKで、このトラックが無ければこのリリックは書けなかった。まるで池袋ウエストゲートパークでいつもフザけているのにマジになる時だけかかる曲のようだ。一人の男の噺として、みんな聴いてみてほしい。ジャケットもこだわり、昔から好きな画家KEIZO TAKATAに依頼した。アーティスト肌な彼のために、納得行くまでゆっくりと時間をかけてもらった。絵も音楽と一緒に楽しんで頂けたら幸いだ。

―――――作品詳細―――――

FREEZ - 俺の家の噺(BEATS BY RINK)

2023.12.1 Release
DL/Streaming : https://linkco.re/6Ahtn5CX

1. 俺の家の噺
2. 俺の家の噺(Instrumental)

ART WORK BY KEIZO TAKATA
【FREEZ】
https://www.instagram.com/freezrambcamp/

【RINK】
https://www.instagram.com/rink_hey/  

この曲は今年6月の復活ライブ前に前述のドラマを観ながら構想し、RINKが渡してくれたビート集の中にイントロに心を打たれた一曲があり、それからハードコアに展開するトラックを、RINKに頼んでイントロのループを中心にしたシンプルなBEATに作り替えてもらった。RINKは物凄く仕事が早くなっており、すぐに今のトラックを送ってくれた。最低の状況だったから上がる曲を多数作っていたけど、一曲ぐらい真実を言いたい放題語った曲があってもいいだろうと思った。ずっとタコ社長で好き勝手に生きてきた俺に課せられた朝早くの通勤での思い。でもこうやってみんな頑張っているんだなと思った。曲が出来るまでに観て感動したBLUE GIANTの映画。高い金払って行ったのにガッカリしたLIVEの思い出。ルーティーンになるのは最悪だなと思った。誰をDISってるかは考えれば分かるだろう。俺はただ客の気持ちで正直に言っただけだ。そして自分のライブもそうならないよう精進せねばならないと肝に銘じた。そして今まで金に甘く仕事していた自分を戒めるため、人に分からせるための歌詞も書いた。相変わらず本当は甘く、若者にギャラを貰う時は少し心が痛む。しかし今までそのおかげで家族に迷惑をかけてきた。だからとにかくいい仕事をする事でみんな最高の気分になればいいと思っている。やっとプロフェッショナルになったのかもしれない。二番は福岡のARTISTを鼓舞する歌詞でもある。福岡人は福岡を大都会だと思っているがただの田舎だ。だから全国で売れるのは簡単ではない。それで諦め、ある者はジャンキーになって消えて行く。だから配信しなNEW SHITとRAPしてる。厚い壁を突き破るまで。行動するしかない。アメリカでも事情は一緒でサウスやベイなど認められなかった地域のARTISTたちは認められるまで創り続けるので異常に多作だ。20年ぐらいかかってやっとUSチャート一位を取ったUGK。そのすぐあと、BUN-Bの相方だったPIMP-Cはドラッグのオーヴァードーズで亡くなっている。RAMB CAMPも一昔。全く知らない若者も多い。BIG FACEは元気だが、再び音楽活動をするかは分からない。200回ぐらいライブを断られた俺には説得する気も失せている。だけど当然マブダチなのであいつがやりたきゃいつでもやる。ソロで頑張ってきてやっとRAMB CAMPをライブで見たいですという声も減って来た。俺はピンでもブチ上げるタマだからだ。
引退についても言及している。どういうものになるか、知ってるやつは知っている。
それまで俺は音楽を探求し、追求し、HIP HOPの可能性を広げて行く。
motsとの作品がMUSIC MAGAZINEに白黒で果てしなく小さく載っていたのを見てクソッタレだと思ったからDISった。だったら載せるんじゃねえ。本自体も頭デッカチでつまんなかったし、ランキングが金で買えるのも知っている。
マジでこの世はC.R.E.A.Mだ。だったら稼いでやるぜと思っている。
この作品をリリースするまで時間がかかったのは大好きな画家、KEIZO TAKATAに好きなだけ時間を与えてジャケット画を描いてもらったからだ。とてもSTREETな男なんだがやっぱりブッ飛んでいて、最高の絵を生で描いてくれた。よく見るとSUPER CATも描いてある。
ずっと聴きながら描いてくれたのが分かる。ゆっくりじっくり絵を見てみてほしい。KEIZOにもガッツリギャラを渡したいから最高のGOODSでも作らないとな。
この曲はゆっくり何回でも聴いてほしい。きっと意味が分かるだろう。
そして時間があればネトフリで「俺の家の話」もCHECKしてみればいい。