昨日は糸島から帰省していたMC剛が家に来て、世間話もほどほどにソッコーセッションを開始した。
リリックを書くのも早く(早ければいい訳ではない)なって、更にタイトになっていた。
まだ19歳。16ぐらいから少し働いていたDARAHAに来たり、少ししてOPENしたBASEに来ていた生粋のBASE KIDSだ。
高校卒業後あえて一浪して、一番の志望大学に合格した。
浪人の間は誘惑が多くアホになるからBASEに来るのを控えさせた。
浪人時代は勉学に集中するために、いつもの3XL STYLEから細いパンツを履いて白シャツをインするSTYLEを貫いた。
合格後はパンチパーマをあてて、いつものブットいサイジングに戻ってBASEに合格挨拶に来た。
今はアメフト部に入っているので、会うたびに身体がデカくなっていく。
LIVEもガンガン入っているようで、忙しい日々を過ごしているようだ。
声量が物凄くデカくて、RECの場合はマイクから少し離して録らなければならない。
GURUとKRS-ONEのセッションのようだ。
剛のLIVEやRECを見ていると、「全力投球、いつも完全燃焼!」というデヴラージのRAPを思い出す。
俺も初心に帰れる。
俺は剛に知識としてのHIP HOPとSTREETノリを教える。
俺は剛から若さならではのエネルギーをもらう。
剛は素直だから何事も吸収して行く。
今回のVIDEOに入っているライブ映像も、お客さんがいなくても全力でスピットしている。
パンパンの客の前で全員に手を上げさせるのも、遠い先では無いだろう。
このVIDEOは早く聴かせたくて作ったので、音源はRUFF MIXの状態。
いつものように長老マスタリングをかけて、最高のサウンドでアルバムに収録する。
今回も映像を編集したが、最高に面白い。
そしてうまく行けば二月ぐらいから保護観の命令でデジタルのイラストと動画編集を学べる就労支援に行く事になっている。
忙しいので最初はもちろんすげー嫌だったけど、何事も見方を変えればポジティブに受け取れる。
頑張るしかない。
アルバムは録り終わった5曲と、まだ書いていないトラックが集まってきている。
妥協ないいい曲ばかりだけど何か物足りないな、と思っていたが、
剛とのセッションで足りないものが分かった。誰かとRAPするワサワサ感だ。
自分一人で完結するのではなく、feat.ものも俺には大事な要素だった。
日々セッションをしていたBASE STUDIOを思い出す。
ヤバイARTISTにfeat.依頼しているので期待してほしい。