気づいたらサボっていた。久しぶりのライブ二連チャンで疲れたからな。ライブレポートみたいなのはしない。主観でしかないからだ。来てくれた人が覚えていてくれればいい。またコロナでライブが減るだろうけど、呼ばれたら、可能な限り行くつもりだ。雪も落ちついたけど、ゲットーなBASE STUDIOは相変わらず寒い。しかもエアコンをつけながら機材をイジっているとブレーカーが落ちやがる。だから昔ながらの石油ストーブを買いに行こうと思っている。灯油は近所の米屋で買えるらしい。火事で死ぬ危険はあるが、ぬくもりが必要だ。今丁度エアコンがパワフルに冷風を吹きかけてきた。面白過ぎる。機械は時に生きているように感じる時がある。俺のMPC3000なんかはもう老人だ。効かないパッドがいくつもある。グルグル回す所もイカれている。それでもBEATを打ち込むと、どんな機材よりもFATに鳴る。
今日は家族と飯を食いに行った。本当に幸せを感じる。離れているから尚更だ。また一緒に住めるよう、努力するだけだ。こんなに複雑な家庭なのに、子供たちがスクスクと楽しそうに育っているのが嬉しい。全ては嫁のおかげだ。NARISKとの曲、ENDROLLは色んな人たちが好きだと言ってくれる。自分の話なんだけど、みんなが共感できるように作ったからだろう。サザンオールスターズみたいに、哀愁を感じながらブチ上がる曲、というのも最近の目指す所だ。サビも本当に大事だ。LIVEをすれば分かる。いい曲を作りたい。人間発電所なんかは、とても複雑なVERSEの構成をしている。そして誰もがブチ上がる最強のフック。昔のブラストのブッダのインタビューで、俺は一発屋を狙っていると言っていた。佳作を量産するんじゃなくて、じっくり練って音楽として完成度の高いもので勝負すると。本気で取り組んで出来上がったものは、周りが勝手に動いてくれる。最高の曲は、みんなに広めたくなるものだからだ。俺はタイトな時間のRECを数多く経験したが、最近のみんな仕事も忙しいなか集まった時に、なんとか9時間制作にあてれれば、名曲は作れると思った。半分じゃ佳作になる。もちろんもっと時間をかけてもいいが、ダラダラしてもしょうがない。集中してやってしまえばいい。そのために毎日考える。パンチラインをメモる。映画、お笑い、漫画、本など、インプットも面白い言葉を生むためには大事な事だ。俺はリリック書くのが早過ぎてよくドン引きされるが、毎日準備をしているだけだ。
今日BASEについに中学生ラッパーがやってきた。また面白くなりそうだ。