子供たちも村上ファンドにあこがれまくってる!!?
今日のMSNトゥデイにのってたニュースですが、
ほんとにすごい時代になってきました。
こういうときこそ、親が やりたいことをする自由
を手に入れることが、
大事なのではないでしょうか。
☆ここから☆
「大人になったらどんな人になりたい?」。私たちの子供時代には「シュバイツァー博士」。ちょっと前の子供たちは「ビル・ゲイツ」。今の子供に同じ問いかけをしてみた。「村上ファンド」。なんと! 村上世彰氏のフルネームこそ出てこないものの、小学生の口から投資ファンド代表の名前が出るとは。
「なんで?」。理由を聞いてみる。「有名だから」。なーんだ。しかし中学生になると話は違う。「資金を動かして莫大(ばくだい)な利益をあげたい」。それでどうする? 「金持ちになる」。それから先は、ナシ。おカネが手段ではなく目的化していることが日本の子供たちの共通点だ。
貧しい国の子供たちには「それから」がある。お金ができたら、お母さんと一緒に暮らしたい。学校に行って勉強したい。町に病院を作りたい。戦争のない国にしたい。
子供は親の鏡である。技術や創造力で何かを作り上げる。皆のためになる。大人も子供も自分の役割をきちんと果たす。それらは尊いということ。親が明確な価値観を持って生きていれば 、子供は自分なりの「それから」を見つけ出すはず。
なるべく汗を流さずに要領よく立ち回ることを「ポリシー」とする魂の抜けた大人たち。今アブナイのは子供以前に、そんな大人たちなのではないか。(コラムニスト)=次回は12月3日に掲載
毎日新聞 2005年11月19日 東京朝刊