名古屋限定上映中のドキュメンタリー映画
『やったぜ!じいちゃん』
観てきました!
長女である一枝さん(私たちの仲間)がテレビ局にお手紙を書いたことがきっかけでドキュメンタリー番組として放映、今回の映画公開に。
主役のお二人が一緒に写真を撮ってくださいました。
生まれつき脳性マヒで身体が不自由なお父まは、20歳までしか生きられないと診断されましたが、現在74歳。
一男さん(お父さま)の明るく朗らかな存在から
生きるとは?
自由とは?
を感じる。
精一杯生きるって、こういうことなのかなぁとナレーションで語られる以上に感じとることがあった。
映画バージョンは、よりリアルに等身大の一男さんの表情を捉えている。
一男さんも奥さまの瑞江さんもリアルにお会いしてはその魅力に釘付けになった。
障がいをハンデとせず、毎日を楽しく笑顔で愛を持って生ききっている。
その積み重ねが、在り方が表情にも存在感にも表れている。
親指でタイピングし広告を作る日常。
毎日の気づきを綴る自分史は、主に瑞江さんへの愛溢れる言葉がいっぱい。
私も夫婦をやっていて思うのは、大きな出来事よりも日常のささいな瞬間の切り取りに幸せを感じたりするけど‥
一男さんの感性はより豊かで、深度がより深い。
信念、価値観、愛、生きること‥
私ではおおよそ見ることができない景色を深い領域、視座からご覧になっているのだろう。
一男さんの瑞江さんへ対する運命的なご縁と愛が、娘である一枝さんや妹さんもに伝わっている。
そのままでいい‥
存在そのものを慈しむって、こういうことかなと感じた。
物資的に豊かな時代を生きていながらも、何か足りないと感じてしまう私たちの心を潤してくれる。
あなたの心に温かい灯りがともります。
最終上映は
4/6(木)18:30〜
伏見ミリオン座にて。