夫婦は、究極の人間関係
このブログを読んでくださってるあなたに
お伝えしたいのは、
あなたのことをあきらめないで欲しい
のです
あなたの根底にある不安や恐れの中に、あなたの
魅力が隠されているかもしれないから
少し、自分のお話をさせていただきますね
私は、元々結婚願望がありませんでした
それが、私の人生とか、
そんなカッコいいものではなくて
ただ、怖かったのです
誰かと深く関わることが・・・。
心に秘めたコンプレックスやトラウマについての
「自分」をさらけ出すって、勇気がいりませんか
特に、
生い立ち
育った環境
HSP（繊細さん）
など、自己開示したら、相手にどう思われるかが怖くて、
私はずっと隠して生きてきました。
もう十分傷ついているのに、さらに、思い切って打ち明けたことで、
相手から受け入れてもらえなかったら、立ち上がれない
とまで思っていたからです
人が怖かったし、不信感も強かった・・・。
もっと正直にいうと、私は自分の生い立ちから、
自分を好きになれない
自分には価値がない
生きていることに罪悪感がある
という想いを持って生きてきました。
少し自分の生い立ちをシェアすると、
うちは姉を殺された犯罪被害者遺族です。
姉をあやめたのは親族でした。
この事件で、私は人間不信になりました。
言葉にするとひと言で終わりますが、
そこには絶望感しかなかった・・・。
自分の血筋を否定することで、
一生自分を許すことができない苦しさと、
その一方で起こってしまった事件を
変えることができない、
消すことができない現実・・・。
歳を重ねるごとに恨みが
募ってしまっていたのです。
「信頼」が、私の人生における課題となりました。
自己信頼も、他者信頼も。
事件をきっかけに、親は半狂乱になり、
親戚をたらい回しになる生活もしてきました。
2日３日の滞在ならば、お客様扱いをしてくれた
親戚もずっといるとなると
「いつ迎えに来るんだ？」
「少しは手伝いして役に立て！」
など、聞こえてきました。
体中にハリが刺さったようにチクチクし、
心は血だらけでした。
なんで、こんなに敏感なんだろう…
このまま消えてしまいたい…。
当時は言葉としてありませんでしたが、
HSPの私は、その場の歓迎されてない
空気を読み、子どもながらに
嫌われないようにお手伝いし、
邪魔にならないに存在を消して
過ごしていました。
親に抱っこされたり、甘えることを
夢見ていた私でしたが、口にすると
親を悲しませると思い、我慢しました。
子どもらしい子ども時代を過ごすことなく
大人になりました。
生き延びるために、心を閉ざし、自分の
感情にフタをしました。
この体験から、私は、
人との関わり方が分からない
という問題を持ちました。
具体的には、
・相手との距離感が分からない
・相手に対する自分の感情が分からない
・自分の意見をどこまで言っていいのか分からない
・本音をさらけ出せない
・自分らしく振る舞えない
・距離を縮めてくる人に警戒してしまう
・仲良くなると逃げたくなる
・親しくなりたいけど、怖い、これ以上傷つきたくない
・人に甘える方法も分からない
・人にどこまで優しくしたらいいのか分からない
そんな人間不信で、人との関わり方が分からない私が
いい恋愛して、幸せな結婚ができることを
イメージできませんでした
絶望の淵に生きてきた私ですが、
今、入籍10年になる夫とこどもたちに囲まれ、
いわゆる普通の幸せを手に入れました
そのプロセスには、本当に色々なことが
ありました。
でも、一つは、あきらめなかった、信じることを
自分のことも他者のことも信じられない私でしたが、
信頼の課題があるということは、乗り越えれば、
誰よりも信じる力があるから、試練が来たのですよね
もう一つは、あきらめなかった、本気でぶつかることを
自分を出すことは怖いことでもありますが、
関係性がよくなることを信じて、私たちの
運命を信じて、分かり合うために、仲良くなるために
時にぶつかり、ケンカすることも大切です
そして、家族と今日という日を迎えられたのは、
父と母がいてくれたからだし、
犯人だった親戚や関わった親戚ですら
私の人生のドラマには欠かせない
と思えるようになりました
今までは、生い立ちも辛い経験も全部消したい
抹消したい
と思って、その方法を人生かけて
探してきたのですが、
これが私なんだ
と気付いたら、楽になりました
この生い立ちやトラウマのせいで
私は価値がないと思い込んできたのですが、
このトラウマこそ私自身であり、
このトラウマたちによって、
私という人間は創られた
私の生きる道はここにある
ことを教えてもらったのです。
だから、消すのではなくて
一緒に生きよう
トラウマと共に生きよう
と思うようになりました。
私の体験をそのままで見たら
受け入れがたい辛い体験です。
あなたも、そんな辛い体験をされて
いるかもしれません。
難しいけど、ほんの少しだけ
俯瞰して見た時、違う景色が見えるかも
私は、その景色を見た瞬間、
私の人生、誰一人欠けてもいけない
私の体験も何一つ欠けてもいけない
欠けていたら、今日という日も、
夫や子どもたちとも出会えてなかった・・・。
あなたの人生も、良い出来事はもちろん、
辛い出来事も含めて、あなたの人生
パートナーとの関係は究極の人間関係。
恋愛や結婚という事象を通して、
あなたの根底にある価値観や体験が
浮き彫りになってしまいます。
その源泉を見つけなければ、表層的な問題ばかりに
目が行き、本当の課題に気付けません。
あなたにとって、パートナーはご自身を写す鏡
そこを理解した上で、付き合っていくと
本当の自分を教えてくれるのは
パートナーしかいないことが分かります。
二人の間に生じる問題は、お知らせ現象だととらえましょう。
精一杯過ごすこと
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