皆さん、こんばんは



私事ですが、お誕生日を迎えました

私のお話をシェアする前に…
残りわずかな2019年の締めくくり方として、今年一年を感謝して終わるなら、誰に
ありがとう
をお伝えしますか

私は、毎年お誕生日に遠方に住む母親へ電話をして、
「産んでくれて、ありがとう
」

の言葉を伝えています。
言葉にするのは、本当に恥ずかしくて声が
震えますが…

私自身が母親になって命の重みが少し分かるようになり、それ以降、自分のお誕生日は、母親が頑張って産んでくれた日、
母の日
になりました。
本にも書いていますが、自身の生い立ちから、
・自分を好きになれない

・なぜ生まれてきてしまったのだろう❓

・生きていることに罪悪感を感じる

・自分なんて価値がないと思ってしまう

を抱えて生きてきました

姉が殺されて、絶望感と罪悪感にさいなまれたであろう母親の心境を、大人になった私は、やっと少し理解できるようになりました。
半狂乱の中でも流産することなく、私を
なんとか産んでくれたのに、
事件後は親戚をたらい回しされたこと
産みたくなかった
の一言に傷ついてしまい、
親から愛されて来なかった
とネガティブで自分勝手な思い込みを、私は持ち続けてきました。
親を許せない気持ちになってしまうこともありました。
今年は、その思い込みを手放す
“時”
を迎えたのでしょうか

今日は、ありがとうの言葉と
ゴメンね

の言葉がとっさに出ました。
今までは、姉の事件以降、私たち家族は血縁という目に見える部分では繋がっていたけれど、目に見えない部分は、それぞれの苦悩から、長い間、断絶されていたように思います。
ゴメンねを伝えた時、母が急に泣き始めたので、私も一緒に泣きました。
一緒に声をあげて泣いていたら、私たち家族が犯罪被害者遺族であることも、今までの苦しみも全て、涙と共に流れていったような軽やかな気持ちになりました。
しばらく一緒に泣いた後、母が、
「今までは、泣き暮らすことしか出来なかった人生だったけど、これからは、後悔しないように毎日を一所懸命生きようと思うようになったよ。
お父さんが亡くなってから、お母さんも今日が人生最後の日になるかもしれないって思うようになってね。
だから、後悔しないように今日を生きようと思ってるよ。
まゆみちゃんも、後悔しないでね
」

と言ってくれました。
軽はずみですが、死んでしまったら楽になるかもしれないと思ったこともありました。でも
生きててよかった

生きてきたから、今日を一緒に迎えることができた…本当に感謝です

あなたも、残りわずかな2019年を後悔のないようお過ごしくださいませ

そして、大切な人へ
あなたのありがとう
をお伝えくださいね



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