■毎週末に発表される
米シカゴ商品先物取引所の通貨や商品の投機筋のポジションです■
★11/1（火）までの最新版★
円 ▼77,620 （円売り・ドル買い）大幅減少
ユーロ +105,790 （ユーロ売り・ドル買い）大幅増加
ポンド ▼44,836 （ポンド売り・ドル買い）小幅減少
先週は、米国FOMCと米国雇用統計の発表があり
注目の週でしたが終わってみれば行って来いという感じで
ドルが上昇し、結局週末はドル安となっています
投機筋のポジション的には
円に対してこれまで積みあがっていたドル買いのポジションが
大幅に減少しています。
これはやはり介入の効果が出ていると思われます。
150円突破を何としても財務省の介入により
ドル買い円売りは減少しました。
但し個人は下値で買いを入れてくるでしょうから
急落はないと思いますが戻り売りでこれからは取りやすくなりでしょう
これに対し、ユーロは投機筋のユーロ買いが大幅に増加しています
パリティを割れてから押し目を積極的に買っているようです
トレンド的にはユーロも押し目買いの相場に戻ってきた感覚です
ポンドは相変わらず売りポジションが多いですが
こちらもチャート的に底を打った形ですので
押し目がくれば買いというスタンスで良いと思います
基本的にはドル高の転換が起こっていると思われます
米国はまだ利上げを継続するため
急落はありませんがドルが上昇した局面で
ドルを売るという戦略で楽に利益が取れそうです。
●金 64,623枚 約▼3,409枚 3週連続減少
先週は乱高下の激しい展開でした
週初から売られ一時10月の安値1,617を割り込みましたが
そこから買いが入り急速に反発
売り方のロスカットを巻き込んで
週末には1,680ドルまで上げました。
こちらは中国による金買いの観測や
中国のゼロコロナ政策緩和期待から上げています。
但し、ゼロコロナ転換とまではいかないと思われますので
戻りは売られやすい展開となるでしょう
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