最近の為替市場の話題は
どこまで【ドル高】が継続するのか?です。
ドルは昨年の6月頃に底入れし上昇をスタート
当時のドル指数は【90】前後でした。
それが約1年間で現在【107】近辺まで上昇しています。
率にして約+20%もの上昇です。
要因としては、物価高による米国金利上昇
つまり消費者物価指数が上昇したためと言われています。
そして現時点では日米の10年債利回りの金利差は
【2.8%】程度にまで広がっています。
しかし経済学的には、間違った動きになっています。
これらは全て【名目金利】の話です。
為替という物価を調整する役目を果たす交換レートは
本来【実質金利】で見ないといけません。
つまりいま米国の消費者物価上昇率は前年比₊8.6%
10年債利回りは+3.0%ですので、
【実質金利は、マイナス5.6%】なのです。
米国民のドルの価値は、低下しているのです。
一方、日本は消費者物価上昇率は前年比+2.5%
10年債利回りは+0.25%ですので、
【実質金利は、マイナス2.2%】です。いちばん
この日米の実質金利比較では、
日本の方が金利が高いという状況です。
という事は【円が買われる】というのが
経済学から見ると言えます。
それに気付いた時、急激な【円高】になる事が予想されます。
一番簡単な例を挙げると
よくFX会社が【トルコリラ】がスワップ金利が高いから良いと
宣伝しています。
しかしながらトルコリラはどんどん下落して、
スワップ金利以上に為替下落によるマイナスが大きくなります。
それは簡単な事です。
トルコの最新の消費者物価上昇率は【₊78.6%】
一方公定歩合は【+14%】
ですから実質金利は【マイナス64%】にもなります。
トルコの価値は大幅に下落しているのです。
FXの世界は短期的には理論通りに動きませんが、
中長期的には、実質金利が高い方に動きます。
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