NY引け後 2011.5.17 | お金の学校

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5/17(火)


NYダウ          12,479.58(-68.79)3日続落
NY金先物  6月限  1,480.0(-10.6)3日続落
NY原油先物 6月限  96.91(-0.46)続落
バルチック海運指数  1,274(-17)6日続落
上海総合指数       2,852.77(+3.71)反発



●ナスダック指数はかろうじてプラスで引けましたが、
 欧州株、NYダウ共に下落傾向が続いています。

 

 HPの業績見通し引き下げにより、
 株価が一時 10%以上下落した事も市場心理を冷やす要因となっています。


 ここにきて、

 NYダウの上値の重さが気になり始めました。



●米4月・住宅着工件数は、
 前月比 -10.6%の52.3万件でした。
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 これはアナリスト予想の 56.8万件も大きく下回る結果。

 
 ⇒マクロ経済データは、

   3月以降下振れ傾向にあります。
   6月のQE2終了後の米国景気が非常に心配な状況です。


   
●ユーログループのユンケル議長は、
 ギリシャが、民営化などの改革努力をした場合、
 『ソフト』な債務再編が実施される可能性があるとの見解を示しています。


 ⇒これまでギリシャ債務再編問題に対して、
  反対意見が多かったユーロ圏の雰囲気が少し変わりつつあります。
 
  ユーロ買い要因として反応。



●リビアでは、
 カダフィ大佐の腹心と言われていたガネム石油相が、
 チュニジアに亡命した模様です。


 ⇒カダフィ大佐はいよいよ追い込まれてくるでしょう。
  追い込まれて無茶をしなければ良いが、、、、、



●英4月・消費者物価指数は、

 前月比 +1.0%(予想 +0.7%)
 前年比 +4.5%(予想 +4.2%)になりました。


 ⇒再び早期、利上げ観測が台頭。


  ポンドは、対ドルで、一時 1.63ドル超え、
  対円で、一時133.17円近辺まで上昇しましたが、

 

  その後キング英中銀総裁が、
  利上げをすれば、景気に悪影響と及ぼすとも取れる発言をしたとして、
  ポンドは下落しています。
                                                 記)高山





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