愛犬「ビルちゃん」 | sakata

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  自由がほしい!

私が物心ついた時から家にシェパードがいた。
名前はビル。近所に事件がおこったりすると警察がビルを借りにきたりしていた優秀な犬。
茶色の目でまっすぐな優しい目で
いつも私の事みていてくれた
記憶がある。

ビルは本当に大きくて、ビルと
一緒にいると、大人しい私が
何だか自分まで強くなるようで
誇らしかた。

大好きで大好きでビルの小屋で
一緒に寝たいと、両親を困らせた
事もあった。

夏休み友達が遊びに来た時、
些細な事でケンカしてしまい
友達は帰ってしまった。
(お人形を頂戴といわれ
断ったのが原因)

めったに吠えないビルの声が
聞こえてびっくりして外にでた。

友達がビルに石を投げていた。
走っていって友達を突き飛ば
してしまった。

ビルはその間ずっとほえていた。
幸い友人の怪我はうちみ程度で
すんだが、当然私は両親と相手の
両親からもこっぴどく叱られた。

ただ、おばあちゃんは
「○○子が理由もなく
そんな事はしない」と
言ってくれた。

友達は複雑な顔でそっぽを
向いていた。

次の日の夕方ビルの散歩に行った時、
小川でビルが水を飲んでいる
ところをボ~っと座ってみていた。

ビルが隣に来ていつも通り横に
座った。

暑かったけど心地よくって
離れたくなかった。

ビルの目の上には石をぶつけられた
時の傷があった。

悔しくて悲しくて涙が出てきた。
大声で泣いてしまった。