オフィスフリートークに所属させていただいているが、僕は元々ナレーター志望だった。


未だに『連(むらじ)』というグループに所属させてもらっている。


連の習わしは

『声、連なり、語りとなる』


先日、

ひょんなことからナレーターの先輩女子とガッツリ飲む機会があった。


この人は声の化け物で、

この人の前では少し着飾っただけでは

すぐに剥がされてしまう。


喋りのことになると怖いを通り越すくらい怖い先輩なんだけど、プライベートでは何故か未だに親しくさせてもらっている。


酔いも手伝って

最後のほうに言ってみた。


『ナレーターになりたかったですけどね。

結局逃げちゃってダメでした。』


そしたら


『大津はさ、出役だから。

ナレーターって裏方なんだよ。』


って言われた。


それが声として現れるんだって。

ナレーターが喋ってるんじゃなくて

大津が喋ってるってなるんだって。


もうね、

自分の実力云々感なんじゃなくて

こういう話を聞かせてもらえるのが

楽しくてワクワクしてゾクゾクするの。


カッケェ。


かっこよくない?


オレ、ほんま頭悪いから

人に対して

心に残る言葉残せんもん。


いつも酔っ払って自分の喋り見返して

下手だなぁって思うし。


ジムビームのハイボールが沁みた夜でした。