例えばM-1グランプリで最下位のコンビを観て

面白くなかったなと思う。


なんだ、あの漫才。

そんな面白くないじゃないか。


優勝者の漫才を観て爆笑している分、

自分の中ではすごい落差を感じてしまう。


飯屋もそう。


客が入っていないお店で食べるチャーハン。


支線がロクに仕掛けもしないで

本線がすんなり勝つ競輪もそう。


オレの方がやれるんじゃないか。





ここ一年でラジオをよく聴くようになった。

音楽中心のものじゃなくて

喋りが中心のラジオ。


お気に入りの芸人さんのラジオを聴いてると

関連動画に他の芸人さんが出てくる。


『ついで』に聴いてみる。


皆バケモンクラスに面白い。

テレビのバラエティとかで目立ってない人のラジオもある。

コンビとかトリオとかで喋ってない印象の人もいる。


そんな印象の人が

ばかおもしれぇ。


失礼ながら

『考えて喋ってないですよね?』ってイメージの人が、めちゃくちゃ考えて喋ってて回しがやばい。


鶴瓶さんや東野幸治さん。

想像以上。

てか、無理。

絶対届かない。


麒麟の川島さんの回し方は怪物で

トータルテンボスさんの掛け合いは半端ねぇ。

ニューヨークさんの芸人愛がビンビンに伝わってくる。


なんなん芸人さんって。

『芸』の『人』って

こんな凄いの。


怖っ。


羨ましい。


羨ましいってのは話術の部分じゃないよ。

関係性がね。



オレのほうが上手いチャーハン作れんじゃねぇか。


根拠のない自信捨てちゃおうかな。


こんなこと思わなくなったら

きっとSNSは平和になるんだろうなぁ。