一週間ぶりのご無沙汰です。大村です。

土曜日の夜は長いから、今夜も0時を回って書き出すの。
そんな昭和歌謡テイストな始まりで佐世保の夜は老けていく。

ご存じの方はご存じかと思いますが今回の佐世保紀行(という名の出張)はナイター競輪の中継代打。

終わってホテルに戻りひとっ風呂浴びて、小倉ナイター初日の並びを確かめて今に至る。

いつものお店でひとり。
いや、カウンターには代行タクシーの到着を待つ酔客がふたり居る。

そういえばこのお店とは何ヶ月もご無沙汰でした。

「上手く漬ったんですよ。」

それでもそんなひと言を添えてマスターが出した白菜の浅漬けはアゴ(とびうお)ダシと柚の香りがほんのりと。




思えば12月の記念開催の際は久しぶりに佐世保で髪を切りました。

一時期、ツキイチペースで佐世保に出向いていた折に決まった散髪屋さんにお願いしてました。

およそ一年半ぶりにカットの予約で電話したらば、「いゃあ、声を聞いてどうかなぁなんて思いましたら…お久しぶりです。お元気でしたか?」

いやはや客商売とはいえ覚えていてもらえるのは嬉しい、嬉しいと同時にそこはかとなく戦慄する。

思えば競輪のお客さんも事細かくレースの内容、結果を憶えてらっしゃる。
だからこそ今夜の決勝戦は犬伏選手と井上選手の4コーナー勝負を観たいから決着を確かめたたいから、沢山のお客様がライブ配信に接続してくださったのだと思います。

ありがとうございました、と知り合い記憶し合うことにささやかな興奮と幸福があるのかもしれない。

深夜にピザを一枚平らげて、ふとそんな事を思いました。