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全国統一小学生テストの決勝で、高い完成度で書けているのは50人中５人以下。半分以上はまったく箸にも棒にもかからないレベルだと推測しています。
これは当然の結果で、作文のテーマがかなり難しいし、きんちんとしたトレーニングをしないとまともな文章なんて書けるわけがない。わずか10日で、小学生が課題作文が書き上げられるわけがありません。
もちろん、ご両親が手伝っているはずですが、それにしても無理です。社会人で、きちんとした構成の文章を書ける人なんてほとんどいないです。ブログでは、適当にリンクと画像を貼り付け、思いついたことを箇条書きすれば意味が通じますが、それとは別の世界ですよ。
で、たぶお式ではどうしたか？
あらかじめ、予定原稿を書いておきます。
新聞と同じです。
新聞社は超大物が危篤とか大事件、大事故がまもなくおこりそうなときは、あらかじめ原稿を書いておき、日時や場所を入れ、微調整をするだけで記事を出すんです。
政治家も同じです。
歴史的な大事件の前には、大統領もスピーチライターに予定原稿を用意させます。ニクソン大統領が書かせたアポロ11号に関する予定原稿は、1999年に公開され大きな話題になりました。
1969年7月20日、ニール・アームストロング船長とバズ・オルドリン飛行士が月面で死亡。追悼するという内容でした。
大学入試、入社試験でも、予定原稿を使います。
作文の試験のテーマは「友情」とか「連帯」とか「客観性」とか抽象的なものです。予定原稿は自分の体験を核としたものなので、どんなテーマが出されても10本用意しておけば、どれかに結びけることができます。
10本の中から1本を選び、書き出しと結論を変えるだけでその他の部分はそのまま使って原稿を仕上げます。
全統小の場合は、裏テーマは常に同じです。これからも変わらないでしょう。
なぜかというと、アイビーリーグ視察団こそが全統小の裏テーマだからです。アイビーリーグ視察団は、未来のリーダーを育てるためのスケジュールが組まれています。
では、予定原稿はどう書くか？ 具体的に解説しましょう。（以下、続く）
今日の雑談
オンライン学習会では、計算競争と自習が中心ですが、その前に毎回宇宙の話をします。
前回まではアポロ11号のお話。ロケットはサターン５型。酸化剤は液体酸素を使います。液体酸素の沸点は－183度だから、ロケットの周りの空気（水蒸気や二酸化炭素）がどんどん凍っていく。発射のときにロケットにこびりついた氷がどんどん融けていく映像をいっしょに見ました。
アポロ13号もサターン５型でした。大きな違いはアポロ13号は月まで６万キロの地点で酸素タンクが大爆発をおこしたことです。さて、NASAはこの窮地をどうやって切り抜けたから。これから何ヶ月もかけて解説していきます。
オンライン学習会
オンライン学習会は水曜日20時と日曜日16時です。
北海道から沖縄まで全国各地の、あらあゆる塾に通う中学受験生がオンラインで集まって勉強します。海外からの参加者もいます。
年齢は３才児から小６まで。塾に通わない普通のお子さんも、全国トップクラスもいっしょに勉強します。だから、偏差値も40台から70台まで。α１もα１を目指しているお子さんもいっしょ勉強しています。
SAPIX（サピックス）も四谷大塚も日能研も、広島の家庭学習研究社に通うお子さんも多数います。最近は算数オリンピック参加者が増えています。
最近、ピグマリンを学習していたお子さんも急増中。リミッターを外したような猛スピードで学力をつけています。
誰でも参加可能。無料です。
……というと怪しまれるのですが、本当に無料です。
参加してみて、本当に１、２年が小数や円周率の計算をすざまじいスピードで解いているのを確認してください。
で、書いてあることがすべて事実だったら、ぜひ、プリントを購入してください。
……という話です(^^) お申し込み、お問い合わせはLINEから。幼稚園低学年の参加者も増えてきました。
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