全国統一小学生テスト、最高水準の子は受けないし、全国1位の子もいたので深く考えていませんでした。

 今回、けっこう受験する子が増えのですが、これはオンライン学習会の参加者の年齢が下がったからでしょう。最近、2年から幼稚園までが急増しています。

 

 で、今回ベストテンは何人出るかな?と気楽に考えてました。

 

 小1は昨年11月から12月、2+3を指折り計算から始めましたが、わずか半年で19×19までのかけ算を九九のように使いこなし、百わりも2分台、100までの素数25をクリアして、13×3、13×7のように素数×3や×7の暗算に入っています。素因数分解はもちろん、最大公約数も「21と49」レベルなら暗算でパッと出します。

 少なくともオンライン学習会に普通に出ている子はみんなこのレベルです。たぶお式ではこれが普通。

 中学受験塾などと比較すれば圧倒的に学力が高い。

 低学年のSAPIX(サピックス)のレベルは低いし、四谷大塚にしても早稲田アカデミーも、たいしたことないわけだから、当然、全国統一小学生テストでもベストテンも何人かでるはず、と思うわけです。 

 

 この記事の続きです↓

 

 しかし、話を聞いてみると満点はいない。

 つまらないことでつまずいたようです。

 で、オンライン学習会参加者全員100点、全学年の全国1位を独占というわけにはいかないようです。

 

 それはまずい。

 まず、この模試を冷静に分析することにしました。

 実は、全国統一小学生テストは、広島ではまったくあてになりません。偏差値50ない子でも最上位校に通ることがあるし、60ごえでも落ちることがある。

 前回のブログで倉橋島の5年生について書きましたが、この子はこの模試で偏差値60をちょっとこえたぐらいしか取れなかったし、全国10以内どころか、広島県で10位以内にさえ入れませんでした。

 これひとつ見ても、この模試がいかにあてにならないかがわかります。

 なぜ、こんなおかしなことがおこるのか?

 

 全国統一小学生テストは、先取りの問題を取り入れていません。 

 これに深い理由はなく、文科省の教育指導要領に合わせているだけです。

 言うまでもなく文科省は子どもたちをお利口にすることに何の興味ありません。教育システムを鶏の飼育システムと同じだと考えています。

 教育学の専門家(笑)が必要だと考える知識をまんべんなく、スケジュールにそって消化した、というアリバイづくりをしているだけです。全部、授業で教えましたという言い訳がほしいだけ。子どもたちがお利口になったかどうかに責任があるとは考えません。この連中がやっているのは、大学に補助金をバラまき、自分たちの天下り先を確保することだけです。

 だから、学校に行っても利口にならない。いや、学校に通うとどんどんバカになります。

 そして、その文科省の教育要領からはみ出さないように気を使いながら、問題をつくっているのが全国統一小学生テストです。

 

 全国統一小学生テストでは計算が大幅に遅れています。

 小1の算数の1番。思わず、自分の目を疑いました。これ、なにかの冗談でしょうか?

 

 

 

 足し算でも引き算でもなく、数をかぞえる問題ですよ。

 公教育完全崩壊。露骨なかたちで現実をあらわしたのがこの問題です。

 中学受験せず公立の中学に進学する子どもたちの学力がこれ。そして、日本の最高峰、灘や筑駒、御三家に合格するであろう子どもたちが解いている問題がこれ。どちらも同じ小学1年生です。

 

 

オンライン学習会では小1の子どもたちが1+2から始めて数ヶ月でこのレベルの問題が解けるようになります↓

 

 

 

 中学受験する子としない子、両者は小学校の同じ教室で同じ教材を使い、同じ授業を受けています。

 もはや、小学校は勉強する場所ではありません。少なくともこんな場所で学力がつくはずがない。「公立高校に進学して、東大に通る子もいる」などおっしゃる方もいますが、単元を輪切りして詰め込むことしかできない中学受験塾はともかく、我がオンライン学習集会に参加している子が公立中高に進学する子に追いつかれることがありえません。

 小1が、すでに公立高校の入試問題よりはるかに難しい問題も解いているのですから。(以下、続く)

 

 

文科省の指導要領を無視し、計算をどんどん進めると学力と思考力は飛躍的にのびます!

 

 

今日の雑談

 全国統一小学生テスト、もうむちゃくちゃです。文科省の指導要領にしたがってその範囲内で問題を作ろうとするから、こんなことになるんです。このテストで点を取れるようなカリキュラムで勉強したら、ものすごく学習効率が落ちます。どこの中学受験塾のレベルも低い理由がよくわかりました。

 ほんと、教育業界の人間はあきれはてるほど無能です。

 

 

ZOOMの学習会! α1への階段を駆け上がろう!

 水曜日と日曜日にはオンライ学習会を開いています。 

 水曜8時は算数の勉強会。日曜日は、4時から算数、4時45分(サマータイム)から英会話のミーティングです。 

 日本各地の、あらあゆる塾に通う中学受験生がオンラインで集まって勉強します。もちろん、家庭学習研究社やSAPIX(サピックス)に通うお子さんも多数います。

 英会話のミーティングは、英国の女の子が絵本を読んだり、街の話をしたり、BBCの科学ややニュースのページを解説してくれたりします。

 誰でも参加可能。無料です。……というと怪しまれるのですが、本当に無料です。参加してみて、本当に1、2年が小数や円周率の計算をすざまじいスピードで解いているのを確認してください。で、書いてあることがすべて事実だったら、ぜひ、プリントを購入してください……という話です(^^)

 

LINE ID freetablettabu

QRコードをクリック。ワンタッチでLINEの友達登録ができます。

 

 

家庭学習研究社に通塾のお子さんへ

 #家庭学習研究社 は6教室ありますが、どの校舎も2名以上の水曜学習会の参加者がいます。普通に学習している子は普通にベストテンに入ります。一時期は上位をプリントユーザーが独占していました。

 現在はSAPIX(サピックス)上位グループが増えてきました。カテガクよりはるか上のレベルに到達していますが、教材が難しくなったわけでありません。基礎からの繰り返し学習です。

 

今、使っているプリントはこんな感じ マナビーを使っていてはいくら丁寧に教えも理解してもらえないのでこのプリントを作りました↓ カテガクでは6年前期に習う内容ですが、小学校1、2年がすでに終わっています!

 

 

 

にほんブログ村 受験ブログ 受験教材へ