過去問に挑戦して撃沈!

 「おまえは何をやっているだ!」と、父親が母親を怒鳴りつけるいうのが今晩のお話みたいです。

 中学受験は「母親の狂気と父親の経済力」のはずなのに、狂気も経済力も父親ですか?

 お父さんが受験に無関心で、お母さんがぐちをこぼしまくるというのがほとんどなんですが、今回の話は真逆ですね。

 ともあれ、過去問です。

 うちのオンライン学習会、2年から学習を始めた子はSAPIX(サピックス)の5年までのカリキュラムを3年夏までには終わるので、その後、中堅校(一番下の滑り止め)の過去問に入ります。この時点では、中堅校の過去問レベルの問題はドリル形式で繰り返している。

 基本パターンを叩き込み、瞬時に答えが出るようにしているわけです。だから、中堅校の過去問もすぐに終わってしまいます。 

 

 下は面積図の組み合わせが、もっとも複雑な過不足算。面積図⇒線部図⇒式  どんどん抽象化していく過程で頭に叩き込み、瞬時に解法が閃くようにするトレーニングです。丸がついたら終わりではありません。そんなぬるいやり方だど、本番では得点できません!

 

 中堅校の過去問でウォーミングオップを終え、3年の秋には上位校の過去問に入る。

 広島の場合だと、修道中学、女学院、広大附属中学、ノートルダム清心、広島学院の5校が上位校。お子さん方には、「このうち自分の受けるのずつの過去問を10年分を10回ずつ解くように」と伝えています。

 で、4年の夏休みには、過去問10年分が完全に頭に入る。

 5年になる前に、合格ラインはこえてしまいます。

 あとは、学力を落とさないようにするだけです。

……広島の子は、地元の中学受験塾は簡単すぎるし、どうせどこでも通るので塾に通う必要はありません。塾に通う子は広島から灘や御三家を受ける子たちです。

 

 ただし、オンライン学習会には全国からお子さんが集まっています。

 広島だけではありません。

 最近、偏差値70とか、IQ160以上の子が急増してるのですが、彼らはもちろん、SAPIXや希学園、浜学園のお子さんたちは、開成、筑駒、御三家を受けるわけですが、超一流校は、空間認識や数の性質、場合の数などが中心になるので、ここら上積みが必要です。

 広島の受験は基礎中心。早稲田の附属中学の問題とよく似ています。

 だから、必ずしも広島の中学でなく、早稲田など自分が滑り止めとして受ける中学の過去問をやり、さらに自分の志望校に絞り込んで過去問をやり込む。10回以上、目をつむっていても、解法が閃くまでやるように、と言っています。

 

 SAPIXのお子さんが増えてきたのが、今年になってからなので、まだ、状況を把握しきれていませんが、SAPIXの教材をやるより、過去問を数多く繰り返し解いたほうが学習効果は高いと思います。

 今、オンライン学習会はライングループに登録している人だけで130人いますが、そこで話題になるのは、「SAPIXでは一番下のクラスからでも、開成や麻布に合格する子がいる」という話です。この子たちはサピの教材をほどほどにして、過去問に絞り込んで勉強しているのではないか?

 

 過去問はサピの教材よりはるかに効率的?

 なんせ、関東のお子さんは低学年が中心なので、まだ、完全に把握しきれていません。

 ただ、広島で大成功している方法が東京で通用しないはずがない。

 オンライン学習会では、広島県下では敵がいないほど、お子さんの学力をあげていますし、また、灘や筑駒、御三家レベルの子も多数、参加しています。

 過去問10年分、10回ずつが一番、学習効果が高いはずです。

 さらに、ダメ押しは類似問題です。

 ブックオフに行ったら、100円の問題集を片端から買い込む。さらに、四谷の過去問データベースで他校の問題から、類似問題を探す。間違えた問題は間違いノートに整理……。

 とことんやってください。

 

 重要なのは徹底的にやりこむこと。過去問も類似問題も1度や2度ではお話になりません。

 問題の解法が夢に出てくるまで繰り返してください。

 

今日のつぶやき

「問題集を辞典として使え」。

 これ、ライングループでも繰り返し書いています。最初のページからやるのでなく、テストで間違った問題の類似問題を、問題集から探して出してやる。

 となると、『自由自在』のようなぶ厚いものがいい。『自由自在』は薄くなっているから問題数が減っているはずです。古本屋で古い版を見つけたら買いためておくといいですよ。

 類似問題を探すために保存しているだから、何冊持っていてもいいです。

 

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水曜と日曜、ZOOMの無料学習会

 オンライン学習会は水曜日と日曜日です。 

 水曜8時は算数の勉強会。日曜日は、4時から算数、4時45分から英会話のミーティングです。 

 北海道から沖縄まで全国各地の、あらあゆる塾に通う中学受験生がオンラインで集まって勉強します。海外からの参加者もいます。

 年齢は幼稚園から小6まで。塾に通わない普通のお子さんも、全国トップクラスもいっしょに勉強します。

 もちろん、SAPIX(サピックス)も四谷大塚も日能研も、広島の家庭学習研究社に通うお子さんも多数います。最近は算数オリンピック参加者が増えています。

 

 英会話のミーティングは、英国の女の子が絵本を読んだり、街の話をしたり、BBCの科学ややニュースのページを解説してくれたりします。

 参加者は幼稚園から6年生まで。

偏差値も40台から70台まで。α1もα1を目指しているお子さんもいっしょ勉強しています。

 誰でも参加可能。無料です。 

 ……というと怪しまれるのですが、本当に無料です。

 参加してみて、本当に1、2年が小数や円周率の計算をすざまじいスピードで解いているのを確認してください。

 で、書いてあることがすべて事実だったら、ぜひ、プリントを購入してください。

 ……という話です(^^) お申し込み、お問い合わせはLINEから。幼稚園低学年の参加者も増えてきました。

 

 

幼稚園・低学年は空間認識を教科! トップ校合格者は幼稚園の時から、空間認識能力を徹底的に鍛えています。