ZOOMのオンライン学習会、幼稚園の参加者も増えてきました。5年6年と混じって楽しそうに勉強しています。GWまでには百わりの競争に参加できるでしょう。

 幼稚園児や小学校低学年はまず、空間認識問題です。

 

 理由は2つ。

①計算不用。また、文章読解も必要ない。

②数学的センスを鍛えることができる。空間認識能力が高い子は計算力もある。

 

 ①については説明不要でしょう。②の空間認識能力ですが、幼稚園向けプリントでは徹底的に鍛えています。

 

 これが最初のプリントです。

 

 

 小学校2年までのお子さんは垂直と平行を感覚的につかめていません。

 このプリントは、これらを掴み取るためのためのトレーニングですが、定規を使いまっすぐに直線を引く練習も兼ねています。

 当初、定規で線を引くことに意味があるのか?、自分でも確信がありませんでした。しかし、ZOOMの学習会などで見ていると、すごく大きな意味があることがわかりました。

 幼児は指先を自由に動かせません。すごく不器用です。指先と空間認識能力、思考の力はつながっているようです。計算する能力ともつながっています。

 

 このプリントでは2つの三角定規を組み合わせて直角の線を引きます。

 そのとき、幼稚園児は、支えにする30°60°90°の三角定規がうまく押さえられません。小学校も3年以上になるとなんでもないことなのですが、かなり苦労するようです。単純な作業なので嫌がるかと思いましたが、今のところ、おもしろがって線を引き続けています。

 

 さて、垂直と平行の線を引く意味についてです。

 垂直も平行も「関係性」なんです。2本の線の「関係性」。

 1本の直線に対して垂直。また、1本の直線に対して平行。最初に基準になる線を決めて、それに対して2本目の線を引いていくんです。

 このとき、重要なのは上下です。

 

 たとえば、上の画像の左の図。

 平行な直線は右下がりの2本の平行線に対して垂直な線を引く練習。これ、プリントを回転させて自分に対して平行にすると垂直の線が引きやすい。大人なら、そんなことしなくても線が引けるのだけど大人も頭の中では無意識のうちに同じ作業をしています。

 

 地球上では重力があるから自動的に上下が決まります。上下が決まれば、上下に対して前後が決まり、前後に対して左右が決まります。これが空間認識です。

 プリント学習ではプリントを回転させてることで上下を合わせる。このプリントだけでなく、回転図形や展開図でも同じように回転させながら解答を書いていきます。

 

 

小学校2年の男の子。回転させながら展開図を解いています。展開図の上下を合わせているんです。この問題、レベル的には中学入試の過去問レベルです。6年でも上位グループじゃないと解けません。

 

 

プリントの解説はここです

 

ZOOMの学習会! α1への階段を駆け上がる

 水曜日と日曜日にはオンライ学習会を開いています。 

 水曜8時は算数の勉強会。日曜日は、4時から算数、4時45分から英会話のミーティングです。 

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 英会話のミーティングは日本語でも解説しますが、かなり難しいです。話がきちんと聞き取れれないと理解できません。だから、考える力がついてきています。英語の勉強が国語力の強化になる。中学受験にも役立ちますよ!

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家庭学習研究社に通塾のお子さんへ

 #家庭学習研究社 は6教室ありますが、どの校舎も2名以上の水曜学習会の参加者がいます。普通に学習している子は普通にベストテンに入ります。一時期は上位をプリントユーザーが独占していました。

 現在はSAPIX(サピックス)上位グループが増えてきました。カテガクよりはるか上のレベルに到達していますが、教材が難しくなったわけでありません。基礎からの繰り返し学習です。

 

今、使っているプリントはこんな感じ マナビーを使っていてはいくら丁寧に教えも理解してもらえないのでこのプリントを作りました↓ カテガクでは6年前期に習う内容ですが、小学校1、2年がすでに終わっています!

 

 

 

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空間認識のトレーニングはこの本がお薦め。もちろん、一番すぐれているのはたぶお式プリント。たぶお式の次にすぐれいている本です(^^)