受験参考書の紹介や使い方も書いていこうと思います。第1回は大学入試用。東進ブックス『金谷の日本史 原始・古代史』(金谷俊一郎)です。

 この参考書は『家系図から読み取る日本史』とセットで勉強することをお薦めします。この本を読んでから、血脈という視点から歴史を見直すようになりました。
 たとえば、大化の改新から藤原頼通の代までを天皇家と藤原家の婚姻関係だけをたどってみると、頭がすっきりと整理できます。
 前者を勉強しながら後者と照合する。P87の「大宝律令は文武天皇と刑部親王が制定」は『家系図から読み取る日本史』のP.48やP.58で細部を確認、というふうに。

 


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