中学受験では7つの面積図の組み合わせだけで6年の夏までは対応可能です。差集め算も、つるかめ算も、旅人算も、濃度も、比と割合も、逆数も全部、面積図で解く。

 さすがに年齢算や倍数算は線分図で解きますが線分図は面積図の一種だからこれも面積図で解くと言っていいでしょう。

 えっ、意味不明ですか?

 面積図は四角の下にもとにする量、右横に割合(単位あたりの量)、中に比べる量を書きますよね。下にあるもとにする量を省略して横に倒すと線分図になります。線分図は面積図の省略形なんですよ。

 それにね。

 面積図は中学と方程式とまったく同じものです。

 もとにする量がXとかY。2XのXはもとにする量だし、2は割合(単位あたりの量)です。だから、面積図で解けない問題などあろうはずもない。当たり前のことなんですが、ほとんどの先生が気がついていない。と、いうかこれを書いている本を見たことがありません。ホントに、不思議です。(続く)

 

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