加納典明さんの写真展「NEW YORK 1969」に行ってきました。
開催期間が10月28日(火)~ 11月14日(金)までということでギリギリでした。
元々世に出そうと思って撮ったものでは無いらしく、当時のスナップ写真が今になって出てきたのがきっかけでこの写真展に至ったそう。
1969年は加納典明さんが「平凡パンチ」ニューヨーク特集個展「FUCK」を開催し一躍脚光を浴びた年だと言います。
その「平凡パンチ」の撮影の合間に撮った写真が今回の写真展で展示されていました。
「平凡パンチ」の実物を見たことはないですが、今で言うとどういう感じの位置づけの雑誌だったのでしょうか。
その時からニューヨーク特集をやるマガジンハウスもすごいですが、ゲリラでヌード撮影をする加納典明さんもすごいです。
そんな撮影の最中に撮ったスナップ写真ですが、全てモノクロ。
そしてそこには1969年のニューヨークの風景とそこに暮らす人々が映っていました。
目的もなく撮ったものだとおっしゃってましたが、混沌とした時代でもある1960~70年代のニューヨークが恐ろしい程伝わってくる写真。
ちょうどその二年後の1971年に撮影された、森山大道さんの写真集「71NEW YORK」を家に帰ってすぐ見返しましたが、同じ側面をもっているように感じました。
初日に行われたトークショーで加納さんがおっしゃられていましたが
「写真の本質は時代を記録する事」
そういう時代を捉えた写真は風化されないのかもしれませんね。
かなり加納典明さんのおっしゃった事に影響を受けてしまいましたが、改めてニューヨークは特別な場所だなと思いました。
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