「Monsters Club」 | NN

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全編72分という短さだが、それ以上の見応えは確実に感じました。

アメリカの爆弾魔ユナボマーの事件から着想を得た作品で瑛太がその爆弾魔を演じる。
全編通してほぼ瑛太ばかり画面に映るのだが、瑛太はセリフをぽつりぽつり。
黙っているが頭の中は現在社会への反発精神。それを瑛太が単調な声で発するから
リアリティーがハンパなくて、逆に刺激的。
精神がおかしくなった人の話では決してなくて、むしろ共感すら覚えてしまう。


RoY


そして忘れては行けないのがこのお方。

$RoY

窪塚洋介の存在感はやっぱりすごい。出てきた時間はほんの数分だが、
なにかをかっさらっていくよねこの人。


ラストシーンは「ダークナイト」のジョーカーさながらの扮装で街を徘徊する
いわゆる自己満自警団シリーズ(通称トラビスシリーズ)
個人的に好きですが、これは最期の姿を映し出さない

RoY

最後は宮沢賢治の告別で締めくくられる

すこしぐらいの仕事ができて
そいつに腰をかけてるような
そんな多数をいちばんいやにおもうのだ

かなりメッセージ性の強い作品ですが、とてもよかったです。

-RoY-