あまり評判は聞かないけど、良かったです。
幼い子を亡くした夫婦のその後の話。
子を亡くす場面やそのシーンの回想を映し出すことが
一切無いのが潔く、良い。
これは残された者が、未来へ対峙する話なのである。
「人の死に対する捉え方や受け止めるのにかかる時間は人によっても異なる
それは分かるが、
それが家族の死であるならば、同じ残された家族であれば、
皆同じ思い、受け止め方はしてしかるべき」
ニコールキッドマン演じる主人公はその葛藤にもがき苦しむ
人付き合いもろくにできない
そんな主人公が徐々にその悲しみと向き合いながらも生きていく
糸口を見つけていく過程が、抵抗無く自然に受け入れられるのである
ある光景を目の前にし、主人公が号泣するシーンは見事。
言葉で説明することなしに、人物の表情で見せる。
「パラレルワールド」という言葉も出てきますが、
同じ一日でもその人にとって最高の日が人にとっては最悪の日もあるわけで…
それをまさに象徴したシーンで本当に巧く繋がっていて、良くできているなと。
比較的、どんな時に誰が観てもオススメできる映画。
「ラビットホール」
オススメ度:89点
-Y-
