何故にこんな評判が良いのだろう?
というかこの監督は本当に好き嫌いがはっきりと分かれるだろうな
好きな人はほんとに好きなんだろう
合わない人は合わない
ボクはどちらかというと後者です
といってもこの映画以外には「下妻物語」しか見たことないけど…
登場人物の特徴というか一部分を過剰に引き伸ばし、狂気をも
ある意味喜劇的に描く名付けて「似せ絵的技法」
あまり好きではないんだよね
よくあるじゃん観光地とかで。
その人の特徴をやたら馬鹿でかくコミカルに誇張させた芸能人の似せ絵
あれと同じ感覚
映画に先駆け小説も読みました。
感想は
「…。 で?何か?」
という感じ。
こうゆう解釈投げやり的な物嫌いじゃないんだけど
これはなんだかなぁ…
言っちゃえば無責任すぎるんだよな
この映画/小説の題が「復讐」ではなく「告白」となっていることが
全てのミソだと思う
主人公はいない
全てが登場人物の一人称、しかも手記やビデオメッセージを元に
描かれる
そこに客観性は排除され、全てが登場人物の主観で語られる
その時点で全てが観客/読者に委ねられる
戸惑い
映像化されているものもあくまでもその手記等をもとに生まれたイメージに
過ぎない
現実は誰にも分からない。
監督にも作者にも。
そこはみなさんの想像におまかせしますよと。
登場人物の一人一人の告白が全て真実とも限らない
でもこれって… 結局… 小説だけであれば成り立つけど
映像化してしまうと…無理があるよな。
そこには監督の主観というフィルターが既に通されてしまっているのだから
どうせだったらもっと監督の解釈を徹底的に詰め込み
原作と違った作風にしても良かったのでは
あと
作中で度々挟んでくる心情やその場の状況・空気感を
象徴しているだろう「空の色や雲の動き」
エンディングでまた出してきたけど
あれ観客を馬鹿にしてるよなぁ~
印象に残るセリフ
「私にも聞こえましたよ。大切なものが消える音が。 パチンじゃなく、どっかーんとね。」
オススメ度
78点