さて!!いよいよ本番の検査の時がやってまいりました。
まずは検査用の服に着替えをします。上着は普通に病院で出される寝間着ですが、ズボンはおしりの部分がぱっくりと開く使い捨ての不織布のものです。
いくら40超えたおばちゃんの私でも、これをノーパンではくのはちょっと恥ずかしいといいますか、情けないと言いますか…不思議な気持ちになりました
その後点滴をしてもらい、歩いて検査台の上に横向きに寝転がります。
ここで点滴に鎮静剤を入れてもらいます。
だけど…
「今鎮静剤入れました~」「では検査しますね~」
って、間髪入れず始まるの!?
「あのっあのっ
…ぼーっとしないんですが!?むしろ気分がハッキリしてるんですが
」
と思わず聞くと、
「あ~興奮してるからかな~?そのうち効いてきますよ~」
って…
まじですか~~~
後ろ向きなので何をされるかは全く見えないですが、とりあえず触るたびには声をかけてくれます。
「軟膏を塗ります~触診します~。カメラ入りまーす」
どんどん勝手に進みます
カメラの挿入は、お尻の初めの方はそんなに痛みはないですが、奥の方に空気を送り込む時に、痛みを感じます。
カメラがどこかにあたる痛さと言うよりは、ガスがたまって痛いときの感じで、我慢できないほどの痛みではなかったのですが…
検査する前に、医師から「痛い時に我慢しすぎないでね。腸内が傷ついたり破裂したりすることがあるから、痛い時には言って下さいね~」
と柔らかい口調で非常に怖いことを言われていたので、少し痛いだけでも「はい!今痛いです!」と逐一報告してました
そのたびに、看護婦さんから「今空気が入っていますからね~もう少し我慢してね~‼️」「今曲がり角を入っていますからね~もう少し我慢してね~‼️」と説明をしてもらえたので、分かりやすくてよかったです
空気が入る痛みを、左側から胃の近く、右側まで感じたら、カシャー!カシャー!と写真を撮る音をさせながら来た道を帰って行っているのがわかります。
行きよりはだいぶ痛くない…?なんだか出産前の胎動を思い出すような感触でした
最後、出口付近を入念に写真を撮り、検査は終了!!
意識もはっきりしてたので、そのまますぐに先生のお話を聞けました。
「ポリープも、ガンらしきものもありません、きれいな腸でしたよ。痔はありますけど。」
とのことでした
一安心です~!よかった!!
一応麻酔を使っているらしいので、車いすでベッドまで運んでもらえました。
ありがたい
でも、しばらくお腹がガスで張って痛かったです
看護婦さんには、「これはもう自分で出すしかないので…」と言われたので、点滴をつけたままトイレにこもって、ガスをなんとか出しました
無理やり入れた空気だから、音が出るかもしれないけど…と言われたから、ずーっと乙姫でごまかしてるようなごまかせてないような
ホントに、羞恥心を根こそぎさらっていく検査です…。。。
点滴が最後まで終わり、気分が落ち着いたら会計をして終了です。
今回、私は6000円弱、といったところだったかな?
三年後にはもう一度しましょうね、と言われたけど、いえいえもう10年はしなくていいわ~~~
でも、とりあえず三年間は大腸がんで死ぬことはないということがわかってよかったです